Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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新生活
 「新生活」という言葉は、何故だか希望に満ち満ちている。

 新しいものには、ワクワクさせてくれるものが多い。新調したカーテン、念願かなってようやく買い換えたパソコン、望んで生まれてきた新しい家族、新しく始まった交友関係、どれもこれも皆好ましく、楽しく、喜びにあふれている。

 だが。「変化」は常に良い方向の変化ばかりではない。「新しいそれ」が自分の望まぬ形であることは、ごく普通にある。そんな時、あなたはどうするだろうか。
 
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 非人道的な労働環境の下で、上司からは決して評価されず、同僚からも冷たく遇されていた、ある男。もっと家族との時間を過ごしたい。家族のためにこそ生きたい。そう思った彼は高給の会社を辞め、愛すべき家族とともに地元へ戻り、念願の転職を果たした。年収は大きく減ずるものの、今までとは比べ物にならない時間が、彼と家族のために確保される。はずだった。

 結果。彼にあてがわれたのが、重い仕事だったとしよう。上司や同僚との関係こそ以前とは比べ物にならなかったが、拘束時間は前よりも多少ましになった程度。依然として、彼は子どもの寝顔しか見られない。こんなはずでは。期待した新生活はいったいどうなった。俺はいったい何のために、家族以外の全てを捨てる覚悟で地元へ舞い戻ってきたのか。

 或いは、望み通り、ふんだんに使える時間が手に入ったとしよう。家族と過ごす毎日、だが、何かが欠けていることを常に思い返さずにはいられない。自分が得たかった生活はこれか?子どもたちと過ごす時間は楽しいが、それと引き替えに、スリリングな仕事の日々は永久に失われてしまった。繰り返し、元の会社に復職する自分の夢を見る。一体何の未練が?俺が本当に望む生活は、この生活ではなかったのか?

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 人間万事塞翁馬という言葉がある。また、誰か知るや百尺下の水の心、という名言がある。だから、うかれすぎることもなく、へこたれることもせず、飄々と歩いていこうではないか。一寸先は闇?一寸先は光かもしれない。それは本人にさえわからないことであるし、ましてや外からは絶対にわからないことなのだ。ある人は「おめでとう」、ある人は「ご愁傷様」。はいはい、どちらさんもありがとうございます。そう思いながら、「新生活」を歩く僕である。






 ちなみに、この文章を書こうと思った動機は、数日間放置されていたこのブログへの、そして読者の皆さんへの謝罪の念である。すいませんねぇ。orz
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