Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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バッハのチェンバロ協奏曲とかを聞く
 「耳が、体が、バッハ分を欲しがってる…」という気がしてならないもので、ほとんど貪るようにしてバッハの作品を聞き漁っています。

 ただ、それが楽しいかと言うと、実は微妙に満たされません。欲しいものがなかなか手元にナイ、という感じで。学生時代の、CDをなかなか買えなかった頃の方が、手元の音源は逆に充実していたんですよね。当時の京都は「ムジーク」「メディック」という二軒のレンタルCD屋だけでかなりの良質なクラシックCDが入手できましたので。CDコンポも持っていなかった当時の私は、しょっちゅう大量のCDを借りては、ほとんど寄生するような形で繰り返し仲の良かった友人の下宿に泊まり込み、カセットテープにダビングしまくりでレパートリーを揃えたものです。社会人になって後になって冷静に考えてみると、はて、あれらのCDはちゃんと著作権的にクリアーな形でレンタルできたものなのだろうかと、確認も含めてもう今更どうしようもない疑問が脳裏を駆け巡ることになるのですが、それはまた別の話。

 ともあれ、「バッハ大好き」みたいなですね、おめークラシックファンなめてんだろ何だその有名なフレーズをちょっとずつしか齧れないような構成は!みたいなカジュアル向けCDじゃない、当然のごとく組曲とか通しで聞けて、演奏の質についてもそれなりに高いものがかなり多く入手できましたから、当時はかなり充実してたんですよね。お金はないけど時間はある、という学生時代にはうってつけで、今では信じられないくらい多くの音源に触れられた貴重な機会でした。

 それが今は、少ない出会いの機会に入手した一部の中古CDを除くと、新たな音源に触れる機会はぐっと減ってしまいましてね。もうちょっと冒険心を出して色々と投資していくつもりになれば多少なりとも道は開けるのでしょうが、買うとなるとクラシック作品はどうにも高くつくものが多くて…。数百円のレンタルなら外しても笑って済ませられますが、数千円がすっ飛ぶとなると、やっぱし確信のない購入には二の足を踏んじゃいます。

 かくて、現在所有しているものの中からお気に入りだけをリピートするような楽しみ方に縛られている私なのです。チェンバロ協奏曲の類であれば、ピノック指揮、イングリッシュ・コンソートの演奏につい手が伸びちゃいますし、ブランデンブルク協奏曲をと思えば、あのチェンバロ・ソロが短いと分かっていても、ついついマリナー指揮の1971年の演奏、サーストン・バート校訂版ばかり聞いてしまう始末。他のもいくつか持ってるけどどれも微妙に燃えねぇんだよ。

 カセットテープでのみ持ってる演奏とか、質の良いデジタルで再入手したいという気持ちもありますが…。こういうものにこそダウンロード購入の幅が広がってるとすごくありがたいんですけどね。今はまだ、我慢の時なのかもしれません。ふぅ。
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