Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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未来篇見てきましたが。
 1回見て、それで帰りました。

 ううむ。正直なところ、かなり残念です。絵的なものとか音響面とか演技面とかは十分に及第点だと思いますが、いかんせんストーリー運びが最悪過ぎます。

 ざっくり言って、「話がとっ散らかり過ぎ」。TV放映版ラストで、理由が明示されずに未来が復活しちゃってるのは、あの時点では「最後の大団円のためのご都合主義」として許す気になれたんですが、それが前回の劇場版(過去篇=総集編)のラストで、いきなり「記憶が失われた未来」にダイレクトにつなげてきてましたよね?で、おいおいおい、TV版ラストの大団円をこんな風にひっくり返しちゃって、一体どうするんだろうと思っていたら、驚くべきことにこちらの方も全く「その理由が明示されずに進行する」という、更なるご都合主義をやってのけていて、いやいやいや、それはやっちゃいかんだろう、せめて最低限の説明をせんと、お客さん取り残されてポカーン状態だろう、という有り様。実は前半、何度か、居眠りしました。普通、初めて見る映画で居眠りするなんてこと、私、しませんよ。でも、だってだって、全然感情移入できないんだもの。何が起こってるかホントにわかんなくて、退屈だったんだもの。主人公たちにとって見れば理不尽なことばかり起きていて大変なんだろうなと思うんですけど、その理不尽さに対して、ストーリー上での「共感すべき点」を用意して、観客を引きずりこめないのは、エンターテインメント作品としてはやっぱしダメです。ダメダメです。もう、この点は酷評されてもしょうがないでしょう。ストーリーは全般にわたってこのようなスタンスで語られるんで、すんごく独りよがりに見えました。いちいち、「何でそうなるの?」ってのがわかんなくて、そこで毎回引っかかって、何度も激しく興ざめするという展開の繰り返しです。最後まで。

 見終わって、ストーリーの全体の流れを俯瞰して、その骨組み部分や「描きたかったであろう部分」「観客を引き込んで遡及すべき部分」を噛み砕いてみるに、もうちょっとキチンと細部を整理すれば、とても面白い作品に化けたんじゃないのかしら、という感想を抱きました。それは、裏返せば、「脚本段階で細部の整理を怠っているんじゃないか」ということなんですよね。花田さんの脚本、どうにも自分には当たりの確率が低いですなぁ。中二病二期とおんなじじゃん、これじゃ。

 個人的に、クレジットが流れた後のあのやり取りは、あの部分だけ取り出してみれば「好き」です。あれは、連作ものではラストシーンと言えどもなかなかないやり方で、愚直なまでのド直球で主人公格の二人に率直な思いを語らせてるんで、私にはとても新鮮味がありました。ただ…これやっちゃうと、もうこの作品の続編なんて作れないような気がするんですけど、そこは大丈夫なんでしょうか。続きを作るために、また理由の無いひっくり返しをするなんてのはご勘弁です。
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