Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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優越感の陥穽
 思い付きなので、まとまりなくダラダラ書きますけど。

 優越感と劣等感って、背中合わせと言いますか、表裏一体と言いますか。不可分な状態で、自分の中に同居しているもんだって思ってます。稀に、劣等感など持ったこと無さそうなピュアな御仁もお見かけするんですが、そういう方に限って優越感の方にも縁が薄そうだったりするのは、恐らく気のせいではないでしょう。劣等感があるからこそ、優越感に対する訴求も強い、そんな気がするのです。

 で、ですよ。

 優越感を感じることで自分を満たそう、劣等感の辛さから逃れよう、とするのは、当たり前の心の動きだろうと思います。ただ、それを実現する方法論には、大きく二つの方法があると思うのですが、それが問題なのですね。すなわち、「自分自身を高める」のと、「他者を蹴落とす」のとです。自分自身を高めるのは、これはもう、努力、努力、失敗しても上手く行かなくても、なお努力するしかない。誰かに助力を求めることも出来はしますが、その力を自分のものとして定着させるにはやはり努力が必要となります。成功するかどうかもわからない道です。辛い、苦しい、そういう道のりになることは間違いないでしょう。なればこそ、達成した暁には、得難いカタルシスと満足感もついてくるのですが。

 一方の、「他者を蹴落とす」方が、自分の辛い時間は相対的に短く、低いポテンシャルでも比較的簡単に実現可能な場合が多々あります。「炎上」と呼ばれる現象で、叩く側に回ってるアノニマスな不特定多数の一人、なんて立場だと、負うリスクは(局所的には)ほとんどありませんし、努力もほとんど要りません。それでいて、叩いた人間が堕ちていくのはすぐに見られたりします。手っ取り早く満足感を得られる道です。ただし、その道は暗くて、実は底なしの穴が開いていて、明るい未来には繋がっていません。先ほど「局所的には」と言ったのは、そういうことです。そのキモチヨサに身を委ね続けていると、最終的に自分自身もどんどんダメになっていきます。そりゃそうですわね、他者を引き摺り下ろそうとしているだけで、自分を高めようと思うことを全然しなければ、じりじりと、自分の位置も間違いなく下がっていきます。

 あれはダメだ、こいつはとんでもない、許せない、謝罪を要求しろ、つるし上げろ、徹底的に行け…そんなことをしている暇があったら、「自分を少しでもいい方向に変える、進ませる、持ち上げる」ようなことに時間を使った方が、余程自分に有益で、結果的にはセカイも良くなると思うのですがね。炎上に続く炎上という有り様のネットにしても、不祥事続きの某社を叩く姿勢にしても、なかなかゲンジツは上手いこと行かないみたいです。まあ、今に始まったことではないのでしょうけれどね。かく言う私自身も、そんな愚痴を言ってる暇があったら、自分に向かう何かをすべきなのです。
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