Old Dancer's BLOG
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私が視聴する2013年秋の作品群について
 第二土曜日までに、今季の一通りのアニメ作品群が出揃いましたので、その中で私が視聴する予定のものについて、少々語っておこうかと。

 こういう語りをするのは、私としては大変珍しいです。と言うのも、私は基本的に「ジャンルはあまりこだわらない」ため、アニメの放映本数がいかに多くても自分がそれに比例して見るものを増やすことはありませんし、特撮でもドラマでもドキュメンタリーでも「これは」と思うものがあれば見る、そういうスタンスでいるからです。要するに「楽しめばよかろうなのだァァァァッ!!」というカーズ様的なアレなわけです(ドレよ?!)。

 でも、まあ、今回はちょっとぐらい語っておこうかなという気持ちになりました。夏もそうでしたが、やはり私の普段の視聴ペースよりも「見る作品の数が多い」ですね。私のアンテナに引っかからない(良し悪しではなく、好みの問題ね)作品は、どうあっても見る気にはなりませんので、これはまあ一つの「嬉しい悲鳴」というヤツなのでしょう。

 おさらいしますと、今季私が視聴を予定しているアニメ作品は、以下の4つです。以下、北海道在住の私にとっての放映順で。

(1)リトルバスターズ!~Refrain~
 (J.C.STAFF、AT-X、土曜日20:30~)

(2)キルラキル
 (TRIGGER、BS-TBS、土曜日24:30~)

(3)境界の彼方
 (京都アニメーション、BS11、日曜日24:00~)

(4)WHITE ALBUM2
 (サテライト、BS11、木曜日24:30~)
 
 以下、私が第一話まで視聴を終えている時点での、第一印象的なお話を。

 まずは、奇しくも葉鍵対決的な感じになった、リトバス二期とWA2ですかね。たまたま「二期」「2」となってはいますが、リトバスは単一作品のアニメ化の二期ですし、WA2は十年以上前のゲームの名を冠してはいるものの基本的には「舞台となる世界観やコンセプトに共通項を持つ別作品」。同じ2でも意味合いが違います。リトバスは前期に引き続きJ.C.STAFFさんですが、WA2はWA1のセブン・アークスとは全く別のスタジオ、サテライトさんですしね。そもそも、原作の時点でLEAFではなくアクアプラスになってるので、今どき「葉鍵」という呼び名自体が云々。

 まあ、そういう周辺のことは脇に置きまして。アニメ作品そのものについでですが。

 リトバスの方は見る前から、一期での実績と言いますか、「ああ、このスタッフさんたちなら全幅の信頼を置いてお任せしていいんじゃないかしら」と思っていたわけですが、その期待は全く揺るがず。それどころか、事前に期待していた以上のテンション・クオリティで駆け出している格好で、嬉しい誤算と「大丈夫なんすかこのペースでっ?!」という緊張感とで、なかなか大変なことになっています。今夜には第二話が放映されますが、この先どんどん振幅が大きくなっていくはずですので、振り落とされないよう、しっかりついていきたい作品です。今のところ、毎週レビュー書きを決定している、今季唯一の作品。

 WA2は、事前には正直全く期待していない作品でした。無印のWAは大好きですが、アニメのWAには全く食指が動かなかったですし、評判がものすごくよいWA2の原作も、その機会に恵まれず未プレイのままですし。ただ、せっかく見られる環境にあるのに見ないのもなぁとか、そんな雰囲気でとりあえず見てみることにしたんですね。

 そしたらあーた。なんすかアレは。いや、オレが無印のWAと原作ゲームの森川由綺を好き過ぎるっていう特殊事情はあるんですけれど、それにしてもガッツリ深いところに食い込まれたなぁと思いましたよ。なんつってもあの第一話での、無印主題歌「WHITE ALBUM」の使い方が上手すぎます。もちろんそれだけではなくて、感情(特に内面)の表現に関わる部分が、通り一遍の「記号的」なものに留まっておらず、こうね、なんかね、イイんですよ、上手く言えないんだけど。シーンごとにブツ切れにならない、でも登場人物の表層にも僕らの心象にも明白には上がってこないような「モヤッ」と来るような淡い思いみたいなものが、ずっと下地~キャラクターの深層やら場面の雰囲気やら~に続いているような気にさせてくれるの。モキュモキュするんですよ、こういうのって。第一話が特別、ってケースもあるので、手放しでご信頼していいかはもう少し保留したいのですが、それでも、いやが上にも期待せざるを得ない、そういうスタートでございました。

 次。キルラキルですが。グレンラガン、パンティ&ストッキング、あとRE:キューティーハニー天の巻辺りを見ておられる方なら、全く違和感なくこの「いつものテンション」に乗っていけるのではないかと。私自身もこのノリ、嫌いじゃありません。大好きかと聞かれると、その部分だけで好き嫌いを判断しているわけではないので、今のところは明言できないかなと。でも、最後まで楽しませていただけそうだとは感じております。

 一つ、私が見ている4作品の中でキルラキルが突き抜けているのは、「写実的な表現というものを完全に置き去りにしている」という点です。どこもかしこもともすれば「荒唐無稽」と言われそうで、アニメ表現独特の「お約束」をこれでもかこれでもかと乱射してくる、昨今ではなかなか稀有な作品なのではないでしょうか。グレンラガンは内容こそばりばりのフィクションでしたが、表現の幅としてはもっともっと写実寄りでした。これらの激しいデフォルメ、過大な誇張、そういったものを心地良く受け止めていくのが、この作品を楽しむ秘訣でしょうか。

 最後に、京アニ最新作の「境界の彼方」ですが、こちらはキルラキルに比べればかなり「写実寄り」には違いないのですが、その写実描写の約束の範囲で「非現実な世界をどこまで描けるか、香らせられるか」に挑戦しているように思える作品です。詳しくは第一話のレビューに書いているので割愛しますが、雰囲気がすんごく揺らいでいて、危うい均衡のようなものすら感じるんですね。今のところは、その「新境地」に触れられそうなのが楽しみで、これまた最後まで安心して見ていられる作品です。

 ネックになり得るものがあるとすれば、この作品が京アニとしては「中二病でも~」から続いている1クールものである、という部分かもしれません。圧倒的な描写力と込めるものの大きさで魅せてくれた京アニ初期の1クール作品~AIRやハルヒ一期と違い、「中二病でも~」以降の1クール作品には、ちょっと小粒な印象がどうしてもついて回ります。もちろん、毎回期待する水準をきちんと越えておられることは間違いないのですが、あの「圧倒的な京アニ」を知っているものからすると、ここ一年くらいの作品はやや物足りないのが正直な気持ちです。原作の持つポテンシャルの問題なのかもしれないのですが、正直、どういう風に判断すべきなのか、未だに決めかねている部分です。

 とは言え、「安心のブランド」であることは変わりありませんし、私にとってはYMOと同じで「一生ついていきます」系の位置にもう収まってしまっていますので、レビュー書きはともかくとして、ばっちり応援しつつきっちり見届け・受け止めるつもりでおります。

 こんなところで。1クール作品については、年末にでも最終印象を語ってみたいですね。今ここに書いていることと、私の心境がどのように変化しているか、これまた楽しみでございます。
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