Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
   来訪者数: since 2004/12/2...    
宇宙戦艦ヤマト2199 第十五話「帰還限界点」
 劇場で見た時とはだいぶ印象が違いました。

 2時間弱の一連の話の中での「冒頭部」として見るのと、30分弱の一本勝負の話として見るのとで、私には全然違って見えたんですよ。各種の要素を散りばめてある中に、ドメル将軍の包囲網を突破せんとするヤマトの燃えるパートがバシッと締めて終わる、ってことは、何ら違いがないのにね。

 面白いことに、劇場で見た時はドメル戦パートの印象が強かった私が、今回の放映ではむしろビーメラ4のエピソードに至る前フリの方に気持ちが引っ張られた気がします。これが、私が先々を知ってるからなのかどうか、ちょっとわからないところですが…初見の方々はどうご覧になりましたかね?

 で、この「帰還限界点」というサブタイトルですが…多分、ヤマト側とガミラス側、双方のことを指す言葉として使われていますよね。ヤマト側としては、イスカンダル行きを止めて地球へ取って返すギリギリの地点、としての意味で。ガミラス側としては、ヤマトをもう少しで倒せそう、というギリギリのタイミングでの強制帰還命令の「時点」を示して。どちらもちょっとずつずらした意味になってるので、必ずしもピッタリとははまらないんですが…だとすると、ビーメラ4の前フリパートもドメル戦パートも、どっちも心行くまで味わうのが、やっぱしベストなんでしょう。
 
 さて。

 ドメル戦に至るまでの部分には、ビーメラ4関連以外でもいくつか、細かいフリがあります。ドメル戦はもう「うおおおおお!」って燃えながら見てOKですし、ビーメラ4関連も次週に色々とわかるところが多いのでとりあえず覚えておけばいい、ということで、この記事ではその二つの「おおどころ」以外を少し細かめに掘っていくことにします。

 まず、デスラーに報告を入れるセレステラのシーンですが…。

例え最後のひとりになろうとも、


 という風にセレステラが言うところ、「カゴの中の鳥」をアップにしているのが如何にも意味ありげです。更にその後の、

あなたに忠誠を尽くします。


 と言っているセレステラは、わざわざ鳥カゴにかぶせた構図で映しているんですよね。この辺を考慮すると、これに答えて言うデスラーの

忠誠か…


 の一言が、何とも皮肉に聞こえるんですよね。彼にとってみればセレステラはカゴの中の鳥と同じ、縛り付けて飼い慣らしているだけであって、忠誠心を持とうと持つまいと、どうでもいい、というところなんですよ。

 この後に続くのが、惑星オルタリアの殲滅シーンなものだから、更に色々と考えてしまいます。

 この後の閣議でも言われる通り、恐怖による統治がガミラス帝国の現状、と言っていいのでしょうが…それすらも、デスラーにとっては「どうでもいい」ことだったりするんじゃないですかね。統治している星たちが忠誠を尽くしているかどうかに、あまり関心を持っていない感じです。そう言えば、民衆がこの上なく退屈な存在である、という主旨のことも以前に言っていましたし。

 爆破されたデスラーの艦、まさかこれでデスラーが退場ってこたぁ無いだろう、と、初見時には思いましたが…旧作の通りにやる部分と、新たな展開を盛り込むところとのバランスが実に良くて、要所要所でも「先を完全には読ませてくれない」のが、今シリーズの素晴らしいところですので、気にせずバンバン揺さぶられて行けばよしかと。




 一方、ヤマトの中の描写の方は、ちょっとずつ男女の組み合わせが収束しつつありますが、先はまだ遠いので…予断は禁物かしらね。あと、前回から不思議な振る舞いが目立つようになってる、ユリーシャっぽい言動の百合亜ですが…まだまだしっぽを掴ませてくれません。この辺はいずれも、先を知ってる者が不用意に語ってはいけない部分が大きいので、あまり掘り下げるわけにもいきますまい。ネタバレにならない範囲でポイントを挙げるならば…「波動砲を気にする百合亜」の辺りは、それなりに記憶に留めておくと、後々役に立ちます。

 ビーメラ4の関連で言えば、保安部長の伊東君が、持ち前の厭らしさ爆発で、もうこりゃあ悪役になってくしかなさそうな雰囲気バリバリです。イズモ計画派の同志であろう新見に対しても「知らなくていいことです」とか、如何にも万事に裏がありそうで、嬉しくなっちゃうくらいです。

 恐らくはこの謀略絡みで、でしょう、島へ接近する新見のシーンあり、またそれとは別に島を待ち伏せ、「お時間、いただけますか?」と話しかける星名…この辺も覚えておくべき部分ですかね。


~~~


 さあて。


 ドメル戦です。


 四の五の言わず、存分に、燃えに燃えましょう!


 万全の態勢でヤマトを待ち受け、その着実な「詰め」具合で、これでもかと強さを印象付けてくるドメルに悶え。


 そのドメルの包囲網を突破するために、「死中に活を見出すのだ」と正面一点突破を仕掛ける沖田艦長に震え。


 とにかく画面から突きつけられてくる「モノホンの迫力」というヤツに、痺れまくるのです!


 あああああ、もおおお、たまんねー!このガチの撃ち合い!その戦況の中で描かれる二人の狼も実にいい!敵の力量を認め、「ヤマト、侮りがたし」とごちるドメルの姿もいいし、後続部隊さえ無ければそのまま突破しきったであろう沖田艦長の渋さもいいんですが、やっぱアレですよ!

 この両雄の、すれ違いざまの、あの鬼気迫る形相での睨み合いが!

 互いを好敵手として刻みあう一瞬!すげぇ!すげぇよ!なんつーものを見せてくれたんだよ!ありがとう、スタッフの皆様、本当にありがとう!




 謀(はかりごと)は、何かを狂わせます。

 今回、何らかの謀のために、あと一歩でヤマトを仕留められたドメルは無念の撤退を。

 一方、ヤマトは九死に一生を。

 次回は、どんな謀が何を変えていくことになるのでしょうか…。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
■関連記事~
 今週の火曜日は。 (2010/07/25)
 仮面ライダーカブト・21 (2006/08/10)
 魔法戦隊マジレンジャー Stage.6 「闇の覇王」 (2005/03/20)
 ハルヒ新作DVD・循環小数のハナシ (2009/09/12)
 ドルアーガの塔横一話見た。 (2009/01/09)
 けいおん(一期)のBlu-ray BOXが。 (2013/11/29)
 ローグ・ワン見た (2017/01/01)

テーマ:宇宙戦艦ヤマト2199 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
※コメントについてのポリシーはこちらです。初めての方はご一読下さい。
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
※トラックバックについてのポリシーはこちらです。初めての方はご一読下さい。
http://terry.blog1.fc2.com/tb.php/4740-214c58e0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック