Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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氷菓 第二十二話「遠まわりする雛」
 …何と……何と美しい……。


 京都アニメーションの描いた桜のシーンは、これまで何度も目にしてきましたし、そのいずれもとても美しいものでした。


 でも、今回のこの桜はまた格別でした。


 本来の時期を外れて咲いた桜。いずれここに戻って来なければいけないと少女がつぶやき、先に進む一歩をまだ踏み出さずにいる少年が佇む、保留としての今に咲く桜。


 そのはかなさと切なさの入り混じった光景が、私の心に刺さりこんで、いつまでも一向に抜けないでいるのです。


 願わくば、この美しさが一人でも多くの人の胸に残り、明日を生きる力とならんことを。
 
~~~


 …いやー。


 すごい最終回でした。


 興奮に血がたぎるようなものや、感涙にむせび泣きしばらく何も手に付かないようなものとは全く異なるのですが、じわーっといつまでも後を引くような。それはきっと、「この作品が提示したかったもの」に起因するのでしょう。

 ここまで「モラトリアムの今」というものを真っ向から描き、しかもそれを美しく肯定したアニメーションを、私は知りません。

 決して「誤魔化しの賛美」ではなかった、と私は思います。フィクションだもの、そりゃあどうとでも言えると思うんですよ。例えば、ウソや虚飾の美しさで固めることもできたでしょう。また、日本人は「モラトリアム」というものに対して否定的な印象が強く、アニメのメイン視聴者層にはウケが悪いでしょうから、その描写をオミットする、という選択肢も採り得たと思います。

 でも、本作はそのどちらもやらなかった。「モラトリアムの今」というものに正面から挑み、その「結論の出ない結末」というものをきっちりと描き切りました。ともすれば愚直と言われかねないその選択を、京都アニメーションはその持てる力を以て、最高のエンディングとして昇華させたのです。


 もう一つ。今話には「一連のシリーズの終着点として、全てをまとめてみせた」という側面もあります。

 かのベートーヴェンは、「バッハは小川(ドイツ語で”bach”)ではなく大海だ」という名言を残しています。バッハの名前の綴りが「小川」と同じであること、しかしその作品群が当時の音楽の全ての源流が注ぎ込む大海にも例えられるものであることを、洒落て言及したものです。

 今話にも、そういうポテンシャルを感じるんですよね。エピソードとしては一話完結の小品のはず。だけど、その中には第一話から第二十一話まで語られてきた数々のモチーフがあちこちに生きており、集大成としての位置づけを明確に打ち出しています。この氷菓という作品が、バラバラに語られる個々のエピソードのオムニバス的な集まりなのではなく、一連のテーマに沿ってこの終着点に向けて流されてきた「確固たる軸を持つ一本のシリーズ」であることを、強く意識させてくれるんです。


 …こんなすごいもの、ちゃんとまとめられるのかしら…(汗)。


 いやいや、弱音を吐いちゃいかんですね。出来る範囲で、何とかこの「二つ」について落とし込めるよう、頑張ってみたいと思います。最後の氷菓レビュー、どうぞお付き合いください。


~~~


 さて、「二つ」と言えば。今話にはやたらと、「二つの異なる何か」を意識させるモチーフが目に付きます。


 まずは、Aパート冒頭から登場し、生き雛の行列が遠まわりしなければならない原因ともなった「長久橋の工事」です。東側と西側とに通じる通路でありながら、「今は通れない」という状況を作り出しています。


 次に、奉太郎が水梨神社に着いて部屋で待たされている時のこと。最長老のような吉田という爺さんと、奉太郎はこんな会話をしています。

「それは遠い所をすまんことです。
 どうも人手が足りんで、よその人にまで迷惑をかけて
 申し訳ない。今日は、どうぞよろしく頼みます。」
「こちらこそ!よそものが混じったようですみません。」


 やたらと「よその人」「よそもの」という辺りが印象に残ります。奉太郎は外から来た「お客さん」に近い立場であり、今はたまたま手伝いとして来ているだけの人、ということですね。


 さらに、着付け中のえると奉太郎が話すシーン。この時のえるは明らかにいつもと様子が違っていて、そのことを奉太郎は訝しく思ったり、ちょっと苛立ちを覚えたりしています。後で判明するのは、えるがこの時は「自分の役目」を明確に意識して振る舞っていたということなんですね。学校で見るいつものえるは、奉太郎との間に何の境界線も感じさせませんが、この時のえるはまるでえるじゃないみたいな、異なる世界の住人のようにさえ思えます。


 これらを全て「奉太郎とえるとの間にある、恋仲になり切れない二人の境界線を表している」、と言い切ってしまうと少々ズレがあると思うのですが…とりあえず今はそういうことにして話を進めましょう。その後も、行列の衣装が全く似合わない奉太郎と、はまり役のように美しい姿を見せるえる、という形で、二人の違いは強調されます。

 それらの後にやってくるのが、「奉太郎がえるに魅せられるシーン」なのですね。着飾ったえるを見た瞬間から、まるで異世界に迷い込んだようになり、幻想的な風景の中を、地に足のつかない心地のままふらふらと奉太郎は進みます…。

しまった…。

良くない…これは良くない…。

多分、何としてもオレは、ここに来るべきでは無かった…。

オレの省エネ主義が…致命的に脅かされている…。


 何を今さら、という気もしちゃうんですが…というのも、奉太郎が異世界に魅せられたのはこの時が初めてではないですから。あの第一話でえると会った時から、奉太郎は魅せられているんですよね。

 ただ。彼は、その邂逅を、保留しています。

 魅せられながら、でも「そっち側」に向けて一歩を踏みこんでいません。橋を渡らず、たまたま居合わせたよその人として、異世界をちょっと覗いては引き返す、その繰り返しです。それで、上記のように、取り込まれそうになった自分にある種の恐れを今でも感じるんです。

 一方で奉太郎は、この異世界の美しさにどうしようもなく惹かれます。狂い咲きの桜の下で、千反田が見えない、千反田が見えない、それを見られたらどんなにか…と、狂おしく恋焦がれるんです。

 異世界の甘い体験は、俗世の音~里志の一言で打ち破られ、奉太郎は一瞬で我に返ります。その後、打ち上げの宴会を抜けた縁側で会ったえるは、もういつものえるなんですよね…。これはこれでホッとしますが、あの「ひとときの幻想世界」は何だったんですかね。

 アバンで時計が示していた日付、4月1日。(生き雛行列の当日では無いですが)4月1日はエイプリルフール、ウソをついても良い日とされています。

 そして、本来では無い時期に咲いた、狂い咲きの桜。

 まるでウソのような、そして本来そこにないはずの光景。奉太郎が見たのは、そういう景色なのかもしれませんね。


~~~


 さて、今話がシリーズの集大成になっていると感じる部分についても、一部ですがピックアップしていきましょう。


 まずは、今回あまり出番のない、里志と摩耶花の件から。行列を終えた奉太郎との会話で、第二十一話の後の彼らの関係をちょっとだけ窺い知ることができます。

奉「どうだ、その後。」
摩「まあ、それなりに。」
奉「オレもカッとなってな。珍しくアイツに突っかかった。」
摩「ん。聞いた。」


 それなりって…一体どれなりだよ!と、言葉だけだと思ってしまいますが、まあ、ホントに「それなり」なのでしょう。明確に付き合ってるならそう言うのでしょうが、そうではなさそうな。だけど、以前の通り完全な「保留状態」なのかと言うと、それも違うようです。根拠は、摩耶花の件で奉太郎が里志を叱ったことを、里志が摩耶花に話していることですね。謝罪とセットで無ければ、この件を話すことはできません。そこに気付いたから、奉太郎も「ん。聞いた」の返答を聞いて、おっ…と思っているのでしょう。

 里志は、ちょっとだけ一歩を踏み出しているのではないでしょうか。それはまだ小さな一歩なのだけど、それなりの一歩を。



 一方、えると奉太郎の様子はどうかと言えば、相変わらずお互いに何を言い交しているわけでもないのに、どうにもこうにも仲睦まじく、隠れリア充まっしぐらですな。中川工務店の件を推理する縁側のシーン、答えをマジックで手のひらに書いて同時に見せるところなどは、第十九話の「二人で仲良く推理」そのままですよね。そもそも傘をさす役を奉太郎に頼む辺りも、第十八話から数話かけて描写されてきた、えるの変化=奉太郎への好意の延長線上にあるわけです。

 それなのに、まだ「保留」なんですね、この二人…。



 奉太郎個人についても、いくつか言及があります。一つは、先にも挙げた吉田の爺さんとの対話。

「ん。しっかりしていなさる。」
(生まれて初めて言われた!)


 そうなのかwww いや、まあ、もちろん笑っていいところなんでしょうが…これは地味に、奉太郎が以前とは変化していることを表す言葉です。「頼りない子ども」から「しっかりした青年」へ、奉太郎も成長しているってことなんですよね。

 奉太郎が変わったことは、以下の入須先輩のセリフへの反応からもわかります。

あの時私には役目があった。
でも、今日はただの男雛だ。
こんな気楽な身から、虚言は出ないよ。


 この入須先輩の言葉は本来なら、第十一話のあの当時心底傷ついた彼にとって大きな「救い」の一言のはずです。もう少し細かく、きちんと噛み砕いた言葉にすれば、「今私が『君なら謎を解いて見せてくれる』と褒めたのは、決して虚言じゃなくて本心だよ」ということを言っているわけですから。奉太郎に、人には無い確かな才能があることを、自分は率直に認めているんだよ、ということなんですよ。

 でも、これに対する奉太郎の反応は、そんなに激しくはないんですね。「はぁ…」と、やや気の抜けたような言葉を返すだけで。入須の言葉の真意が届いていない?いや、そういうことじゃないでしょう。これは、「もう既にその件に関する懊悩は、自分の中では別な形である程度昇華されてしまっている」ということなんですよね。

 省エネ主義、と相変わらず言ってはいますが、以前からずっと同じまんまの奉太郎、というわけではないのです。わずかかも知れないけれど何かが、確かに変わってきている。いつも、いつまでも、同じ所でずっと同じようにしているってわけには、誰しも行かないのです。



 さて、上記の入須先輩の言葉には、もう一つの含みがあります。

でも、今日はただの男雛だ。
こんな気楽な身から、虚言は出ないよ。


 「気楽な」?えるがその同じ役目を、ああして「いつもとは違う様子」を見せてこなしているのに?

 ここには、えるの背負っているものが香るんですよね。ただの雇われ生き雛ではなく、千反田家の長女として。

 そう言えば第二十話においても、えるには果たすべき「千反田家の者としての役目」を示していました。彼女には、今も当然のこととしてこなすべき役目があり、それは「保留」が許されるようなものではないのですよね…。


 今話で意識的に描かれている、異なる二つのもの。奉太郎と、えるとの間の、何らかの違い。そこには、「保留」というものの是非に関わる、二人の立場の違いも、含まれているのではないでしょうか。


~~~


 ラストシーン。


 桃色に染まる夕焼け。二人の世界。


 第三話のアバンで奉太郎が錯覚した、恋の色です。あの時は奉太郎の錯覚でしたが、今のこの景色は確かに目の前にあって、二人を包んでいるんですよね…。


 「小さな世界じゃないですか」というえるの言葉とともに、ぐるりと周囲をカメラがなめます。魚眼レンズ効果によって、世界の広がりがちゃんと見えるように…これだけの十分な広がりを意識させられると同時に、しかしそれが小さな世界にすぎないことをも、我々に訴えかけてきます。

 この広い、小さな世界でえるが語るのは…例え「遠まわり」したとしてもいずれはこの小さな世界に帰ってくる、自分の身の上についてです。それは諦めなのか、それとも覚悟なのか。言葉の上では窺い知ることはできませんが、画面上では実に憎らしい描写がなされていて…語るえるの姿を直接映さず、川の水面に映る波立つ姿を映しているんですよね。まるで、言葉とは裏腹の気持ちがあるんじゃないかと、そう思ってしまいそうな描写です。

 文化祭で(第十二話~第十七話)経営には向いてないと悟ったというえるは、理系を志すことを伝えた後、狂い咲きの桜の下で、奉太郎に改めて「自分の居場所」を紹介するんですね。とても寂しげに、とても悲しげに。

見て下さい、折木さん。
ここが私の場所です。
水と土しかありません。
人もだんだん老い疲れてきています。
私はここを、最高に美しいとは思いません。
可能性に満ちているとも思っていません。
でも…
折木さんに、紹介したかったんです。


 どういう心境だと思いますか。私は、大きな信頼を寄せていて、実は大きな好意も抱いている奉太郎に対して、このように感じている「今の自分」を知っていてもらいたいのではないか、と思いました。いつかは時効になり、いつかは歴史的遠近法の彼方で古典になっていくであろう今の自分を、でもせめて今の奉太郎にはわかっていてほしい、と。


 そこで。奉太郎は言うんですよ。

ところで。
お前が諦めた経営的戦略眼についてだが、
オレが修めるというのはどうだろう?


 …まるっきりプロポーズじゃないですか!!

 大胆な、何と大胆な!お前の不得手はオレがカバーする、だからこれから先もずっと一緒に歩いていこう、という意思表示ですよねこれは!二人の今は時効になんかならないし古典にもならないと、ずっと今のままで進もうと!

 その真意を受け止め、目を見張るえる。そしてその時…桜がざわめくんですね。まるで、「保留」に留めていた関係を抜け出て、二人の境界線を越え、確実な一歩を踏み出そういう奉太郎を祝福するように。

 しかし。それは、実際に発せられた言葉ではなく。奉太郎が辛うじて言えたのは「ところで」だけだったんですね。このヘタレ!全国で何人の視聴者が叫んだことか…。

あの時の里志も、こんな気持ちだったんだろうか…。


 保留から抜け出なければいけないのに、その一歩が踏み出し難いんですよね。「寒くなってきたな」…結局、肝心なことは言えないままの奉太郎。二人の関係は保留のままです。



 なのに!



 それを受け止めて「いいえ。もう春です」と答えたえるの言葉に、桜がざわめくんですよ!保留の今が確定した二人なのに、まるでその二人を祝福するように!



 今はこの「通行止め」のように、境界線のあちらとこちらでもいい。



 それでもこの川の流れのように、少しずつ何かは進んでいくのだから。



 まるでウソのように美しい、本来今はそこにないはずの狂い咲きの桜の下で。



 恋の色に染まった二人が、まっすぐに前を見据えます。二人とも、それぞれに「遠まわりする雛」として。



 二人の足元には、四本のつくしが顔を出しています。このつくしのようにそれぞれに成長していく、古典部の四人に、幸あれ。







 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。ペースはだいぶ乱れてしまいましたが、どうにか全話のレビューを久々に完遂することができ、感無量です。

 以前とは生活パターンもだいぶ変わってしまい、しかも加齢に伴って体力は衰えるわアタマは回らんわという状況の中で、何度も挫折しかけました。でもその度に、「お前はこれを見ておいて何も書かずに済ませられるのか」と思い直し、つまりは作品自体に引っ張ってもらってどうにかこうにか来たという感じです。あ、あと、週末になるとグイッと増えるアクセス数にも助けられました。

 本当に素敵な作品でした。この作品の制作に関わった全ての方々に、今一度お礼申し上げます。ありがとうございました。そして、このブログの氷菓レビューを読みに来て下さった皆様にも、感謝しております。どうもありがとうございました。よろしければ次の機会に、またお会いしましょう。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:氷菓 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
ありがとうございました…!
レビュー、本当におつかれさまでした。

毎週2倍以上楽しめたのはてりぃさんのおかげです。

22週間本当にありがとうございました…!

桜…本当に綺麗でしたねっ
舞う花びらがハート型なのが…また…
2012/09/23(日) 15:38:27 | URL | まゆみ #LkZag.iM[ 編集]
最終話まで見て、つくづくいい作品ですよねぇ。いろいろ深い。
まぁ、深読みし過ぎなのかもしれませんが、いろいろ合点がいきました。
特に、えるのあの控え室での話し方で納得です。
あれが千反田家としての普段のえるなんでしょうね。
そう思えば初詣の時も昼間は「いい子にしてました」と言ってました。
そして偽札の時に砕けてたのは素の部分の描写。

えるにしてみれば、奉太郎に好きだと言うにも好きになってもらうにも、千反田家としての自分も見てもらわないとダメだったんですよね。
そして、初詣の同級生同士という仲での名代の挨拶、バレンタインの千反田家としての風習、そして生き雛祭りでの村の人たちへの面通し、と次第に家としてのえるを見せていきました。
それで面倒に思う男もいるでしょう。奉太郎の省エネ主義も知っていれば尚更押し付けたくはなかったんでしょう。
それを知ってか知らずか、初詣でも雛祭りでも奉太郎は口上をきちんと述べました。
何気にすんなり順応するんですよね。
特に雛祭りの時には、えるに呼ばれるということで周りはどよめいていましたから、若い青年が呼ばれていることも異例だったりするんでしょうし、その中を呼んだんですから。えるもなかなか思い切ったことを。

そんな家とかの面倒なことでも奉太郎はえるの為だと「やるべきこと」に分類されているようですし、ホントに断らなくなりましたよね。

そう思うと、地元の子供ばかり集まっていただろうえるの中学時代は、雛祭りのときのお姫様みたいな物言いであるのに、何かの時にチョコの場合のような強引で直情的な行動をとってしまったりであったならば、少し煙たい存在だったかもしれないなぁと。

そうなると七つの大罪の時に先生の間違った理由を気にしたのは、怒らないようにして
「いい子」でいる為にしていく自分への戒めに必要であったのかもしれない。
そんな中で「小木先生」で奉太郎が相手の気持ちを気遣ったことに対して、えるは自分が大切にしたいものと同じにも感じたし、でも「いい子」でいようとする為ではないそっとある優しさを感じて言葉にならなかったのかな、と。
そして、関谷純の時にも今の気持ちを大事にしたいとか、えるが言いよどんでいたりしたのも、千反田家として生きていく将来への思いが絡み合った時だったのかと。
チョコの時も家の役目とかを抜きにして自分の思いだけをチョコにこめられる摩耶花に自分を重ねていたのかもしれません。

そういう意味では、えるにとっても奉太郎との出会いは大きな変化だったのかと感じました。
千反田家としてやっていく時に自分に何ができるかの不安や先行きの暗さ、それが
奉太郎によって光が差して、春が来たのかもしれないですね。

そしてえるのおみくじは、今まで雨だったのが晴れてくるというものでした。
ここまでくると深読みというよりは無理読みかもしれませんが。。

ショートエピソードをこう組み立てて全体で意味を紡ぐなんて。
ホントに面白かったです。

このブログのおかげでさらに楽しめました。
ありがとうございます。
長文失礼いたしました。
2012/09/23(日) 21:40:49 | URL | のんの #-[ 編集]
遠まわりするコメント
遠まわりしてしまってごめんなさい。m(_ _)m

>まゆみさん

>毎週2倍以上楽しめたのはてりぃさんのおかげです。

もったいないお言葉を、ありがとうございます。

私自身はアニメ放映が終わった後、原作を全部買ってきてじっくり読んでいますが、アニメという媒体と違って一気呵成にレビューを書くようなやり方が難しく、今のところはブログと無関係に大人しく読んでいる次第です。アニメの各場面が思い出されて、なかなか楽しいですよ。


>のんのさん

>最終話まで見て、つくづくいい作品ですよねぇ。いろいろ深い。

原作の持つ深みを、きちんとアニメ上でも、アニメなりの優れた方法論で再現してきた作品だと思っています。これだから京アニさんのおっかけ(?)はやめられません。

>このブログのおかげでさらに楽しめました。

恐れ入ります。アニメを見たのは久しぶりと仰っていましたが、これからものんのさんが楽しめるものが見つかるよう、お祈りしております。
2013/01/02(水) 02:10:09 | URL | てりぃ #fH1m39MM[ 編集]
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2012/09/27(木) 20:46:47 | アニメ好きな俺は株主
アニメ「氷菓」を見ました。 テレ玉にて 日曜深夜にやってました 米澤穂信の小説 古典部シリーズのアニメ化 1作目、2作目は既読でした 日常の謎を扱ったミステリで そこに高校生
2012/09/30(日) 18:32:52 | 笑う社会人の生活
氷菓も今回で最終回。えるから雛祭りの傘持ちを頼まれた奉太郎。奉太郎はそこでどんな体験をすることになるんでしょうか…?今回はそんな雛祭り行列に注目です!京アニの演出...
2012/10/13(土) 00:56:14 | コツコツ一直線