Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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氷菓 第二十一話「手作りチョコレート事件」
 うがわは、ふんぬぐえだぼわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!


 ああ!!あああ!!


 ああああああああああああああああああああ!!!


 ……聞いてねぇよ。


 聞いてねぇよっ!今回って「バレンタインデー」のショートエピソードだろ!普通のアニメならチョコを巡るみっとも恥ずかしいラブコメ風味のような、もっとライトな傍流エピソードかナンかになるとこじゃないのかよっ!それがまさかまさかのド本流な上に切なさ爆発級の極上エピソードじゃねぇかよっ!!

 もうこれさ、オレすんげぇ大好きだ!この割り切れなさ、やりきれなさ、持っていきようのなさが、オレの「かつての心」の中を苛んでやまないっ!四十半ばのオッサンになってまで、高校生のような半熟の思いを前にして紡ぐ言葉も見当たらないままコブシ握りしめなきゃいられないって、一体どういう作品なんだこれはっ?!
 
 …はぁ…ホントに最後の最後まで、全く手ェ抜く気ナシ!ってことね。いや、ハナから手を抜くような人たちで無いと思ってはいたけど、さ。ラストに至る展開で続く短編エピソード4連チャンの中で、こうも高まっていく何かを見せられるとは、想定外もいいところでした…。いつも斜め上を行ってくれるなぁ、京アニさんは。

 「優しいだけじゃない、痛いだけでもない、青春群像劇」とさ、言われてはいましたよ、ええ。でもこれはさ、営業的なキャッチコピーでしょ。事前に喧伝されている言葉の通りにならない作品なんて、実際には枚挙に暇がないくらいだし、こちとらそれはそれとして受け流し、実際の作品は作品で楽しむくらいの度量はあるわけですよ。それがさ、「本来は営業的なキャッチコピーだったはずの、そのまんまの言葉の重さを、週を追うごとに思い知らされなきゃいけない」とかさ、普通はあり得んわけですよ。やろうと思ったら、真っ向からこうやって、額面通りに作れるものなの?

 京アニの事ですから、原典の読み込みは間違いなくしていると思います。や、オレは原作をあえて読まずに臨んでいるんだけど、京アニのこれまでの制作姿勢から言って、原典をとことん深く読まずに作るなんてことはあり得ないと思います。じゃあ、読み込みさえすればこれが作れるのかって言うと…そうはならんでしょ。楽譜を読み込みさえすればいいなら、誰も彼も名指揮者ですよ。台本をガッチリ読み込めばいいなら、誰だって名俳優ですよ。読み込んだ内容についてね、自身の持つ「表現力」との間の橋渡しをする、経験値とか想像力とか数々の知見とか、そういうものがないとね、ここまでのモノにはならないと思うのだわ。

 だって、エグってくるんだもの!今話で描写されているようなこんな体験、オレは全然したことないのに、自分の若かった頃の「一番痛かった体験」から類推されるような、すごくナマナマしいものを、目の前に突き付てくるんだもの!

 高校生ってね、「みぞれ」みたいな存在なんですよ。いや、これは全くの受け売りで、オレが考えたことじゃあないんだけど…昔のNHKの合唱コンクールの課題曲に「みぞれ」って曲があってね、その中に歌われている歌詞の通りだと思うわけ。「雪にはなれず 雨にも戻れない 中途半端な悲しみ」てね。これは「大人にはなれず、子どもにも戻れない」とする解釈が一番わかりやすいんだけど、これをね、「確かな自分にはなれず、自分をごまかさずに生きられた無垢な頃にも戻れない」という風に置き換えてご覧なさいよ、痛ェだろ?痛くない?ああ、それはすごく幸せなことですよ、素直にうらやましいです、はい。オレは痛ェよ。尋常じゃなく、すごく痛ェよ。この歳になるまでに、一体いくつの自分をごまかし、一体いくつの何かを諦めてきたことか、もう数えることさえできないんだもの!


 結局到達できないんだ、理想なんてものには。


 オトナになるということは、いくばくかでもそのことを思い知るということなんだ…。


 でも、どうしようもなく理想に向かう自分の心が、時折思い出したように水面から顔を出し、諦めてかかる自分の心をどこまでも苛んでやまない…。


 その痛さを知っている者なら、今話を見て平静でいられるはずがあろうかいや無いッっ!!!


 …もうね、これ作ってる人たちは、内心で血ヘドを吐きながら各話を紡いでいるんじゃないかって、そう思わずにはいられないんですよ!そういうクオリティなんだよ、その重さを知らない者には絶対に作れないようなシロモノなんだよ!!




 ……やや取り乱して自分語りに若干入りかけたことをお許し下さい。そんな風に、フィクションであることをしばし忘れるほどに、高校生という年代に如何にもありそうな痛い部分を含む今話。何がどう痛いのか、自分にできる範囲で文章化を試みたいと思います。

 今話では、恐らく強く意識した上で、「四つの点を結ぶ四本の線」を意図して描いている、と思います。「四つの点」というのは、作中世界でリアルな高校生としての今を生きる四人の人物、すなわち古典部のメンバーです。そこに張られている四本の線は、この四人の間にあって揺れ動く、四通りの関係ですね。フルだと六本の線が描けるんですが、その中で二本の線~奉太郎と摩耶花、里志とえる~には、あまり詳しくは触れられていないようです。…いや、触れられてはいるんですが、その他の四本の線の方が、ずっとずっと美しく、魅力的なので…このレビューではその四本の線の方をメインに書いていきたいと思います。


【奉太郎とえる】
 この二人を結ぶラインは、「クドリャフカの順番」の長編エピソードを終えた後、シリーズ構成上かなり特化して描かれてきたものの延長線上に位置しています。具体的に挙げるなら、第十八話「連峰は晴れているか」で奉太郎の抱く「大切にすべきもの」を前にして、言葉にできない感情を抱いたえるが、第十九話「心あたりのある者は」において奉太郎との無印の時間を積み重ね、第二十話「あきましておめでとう」で奉太郎の実直さにも触れることで、次第に奉太郎に向かう自分の気持ちを自覚していく過程を辿っているんですね。

 端的に言えば、「奉太郎の事が好きな自分に、さすがにえる自身も自覚せざるを得ない」という環境を、第十八話から第二十話までは紡いでいるんですよね。もうこの辺はシリーズ構成の妙としか言えませんねー。グッジョブですねー。

 この辺が、誰にもわかる形で挿入されているのが素敵です。一つは、チョコの食材を買出しに出ている時の、摩耶花とのやり取り。もう一つはその翌日、奉太郎と並んで歩くえるの言葉です。えるには、好きな人が、いる。そしてそれは、恐らくは奉太郎。大事な人だからこそチョコを贈らないというあの言葉は、ほとんど告白じゃないですか。うっわー。なんだその青春ビッグバン。こんな思いができるならオレ今すぐ高校生に戻りたいわー、つーか戻してー帰してーもう一回あのもきゅもきゅ揺れまくり時代を体験させてー。

 えるの事や四十代ダンサーの戯言はいいとして、じゃあ奉太郎は、と言えば…図書室でえるの様子と里志の表情を見て即座に動いた辺りが、奉太郎の今の思いを表していると思います。ものぐさ…いやいや、省エネ主義を信条とする奉太郎としては、この決断の速さは異常と言って差し支えないでしょう。しかし、彼は自ら動くことを決断しました。奉太郎は、表面的にはどうかわかりませんが、えるのことをどれだけ大切に思っているのかが、この部分には出ているわけです。

 終盤に出てくるこのセリフも素敵ですね。

だがお前は千反田を傷つけた!


 元々、人それぞれの「触れてはいけない領分」に対しては、かなり厳格なセーフティゾーンを設けている奉太郎ですから、誰に対してでもこういう態度に出るのかもしれません。だけど、この前に「殴るしかないだろうな、千反田と伊原の分、グーで!」と言っているのが、地味に効いています。もちろん、里志の語っている文脈上では当然そうなるんですが…この後あえてえるのみについて言及した、という風にも受け取れるセリフになっているのが素敵です。奉太郎がえるのことを特別に大事にしている、という印象を持たされてしまうんですもん。

 えるは、奉太郎を信頼しています。そうでなければ、涙を流し、激昂してまで取り戻そうとしたチョコの件を、奉太郎に一任したりはしないでしょうから。

 一方の奉太郎もまた、えるのことを特別に気にかけています。第一話では「保留」にしていたえるのことを、既に奉太郎は保留にはしていないのですよ。保留にするならば、彼女の思いに対して向き合うことなく、「やらなくていいことはやらない」を完遂しているはずなのですから。奉太郎は、えるの思いを無視はしない、ということで、内心は納得している風にさえ見えるんです。

 もうね、相思相愛なわけですよ、ほとんど。早くくっついちゃえよもー、という気持ちがどうしようもなく湧きあがる所以ですがr…実際の高校生がなかなかそうはいかないのが悩ましいところ、「それって…どうなの」という奉太郎のセリフが全てを言い表していますよね。どうなのじゃねーよ、告白と同義だろうがよ、もうどこまでも突き進んでヨシだろうがよ、このヘタレがああああああああああああああああああああああああああああああああああっ……って言いたいところですけれど、ここから踏みこめないのが高校生ですよねぇ…。



【えると摩耶花】
 このラインについては、実は私はあまり語れるところがありません。

 それは、私が「男性として」の視点しか持ち得ないのに対して、この二人の関係は「女性同士として」のものだからです。

 ただ、この二人の「女性同士」という関係を、京アニさんがすごく意図して落とし込もうとしている様はわかります。何だろう、男性同士の関係に比べると、女性同士の「ツーカー」の関係って、言外で通じる部分が随分と多いような気がするんですよね。それが、今話の描写では良く出ていると思います。

 えると摩耶花のやり取りは、概ねAパート前半の「買出し」の部分と、Bパートラストの「これからケーキ食べに行こ」の部分に集約されます。このどちらもが、男から見て「女って何でこれで分かり合えるんだろうな」というレベルに落とし込まれているのが、実にリアリティの高さを感じさせます。女性から見てこれらのシーンがどう映るのかは非常に興味があるところですが、男性である私の目では、これらのシーンはとてもリアルに見えたんですよ。

 女性から見た男性の行動が全く理解できないのと同様に、女性の行動を男性は自分も採り得る行動として理解することができません。その隔絶を、今話の描写は実によく表しているように、男性の私は感じました。この辺、女性のご意見も聞いてみたいところですね。

 この二人の関係では、もう一点、触れておかねばならないことがあります。

ところでちーちゃんってさ、好きな人いないの。


 えぇ?!

 奉太郎の、えるに対する好意に対しては、完膚なきまでに看破していた感のある摩耶花が、ですよ?えるの、奉太郎に対する好意に対しては、全く察知できていないってことなの?

 そして更に、えるは摩耶花に対して、言い淀むんですね。あれはどうやら、ゲロッていないでしょう。

 ここまで(男性視点では)ツーカーのように見える二人でさえ、伝わっていないところ、言葉にして伝えることができないところ、というのがそれぞれありそうに見えるわけです。

 この「コミュニケーションの断絶」というのは、いいなぁと思うんですよ。いや、それは違うな…コミュニケーションの断絶自体は、良いわけがありません。でも、どうしてもあちこちで生じてしまう「コミュニケーションの断絶」をここでこうして描いたことは、すごくいいと思うんです。

 そしてその断絶をものともせずに、二人の関係は全く揺らぎを見せないわけです。男性から見て奇異に見えようと不可思議に思えようと、これはこれで、完成した美しい関係なのだと思うのです。



【摩耶花と里志】
 …もうねぇ。

 奉太郎とえるに対して「くっついちゃえばいいじゃん」と思う以上に、「どうしてくっついてねぇの」という関係なわけですよ。

 それは、里志のわがままゆえ、なのだとは思います。こだわらないということに活路を見出した里志が、今更摩耶花に対してこだわるわけにいくだろうか、というのは、やむを得んかなぁと思ってしまうところではあります。

 いや、理屈ではおかしいよ?

 少なくともオレは、理屈ではおかしいと思う。

 だけど、その理屈が通じない…いやいや、理屈以上に大事にしなきゃいけない「感情」というものを抱えるのが人間なわけですよ。

 「キャンディキャンディ」、読んだことありますか?著作権の係争に巻き込まれて読めない状況が長くあったのでアレなんですが…あの終わりの方でですね、キャンディとテリィ(「てりぃ」!ああ畜生、何か胸が疼くよ!)が結ばれないあの運びについてですね、理屈では色々な反論を試みることができると思うんです。だけど、キャンディとテリィは、お互いに好き合っていながらも、「何もかも放り出して二人で愛し合う選択を採るわけにはいかない」という結論に達するんですよ。何と言う理不尽、何と言う皮肉な運命。だけど、その理不尽と運命に心底向き合って「自分の望みとは真逆の結論」を出した二人のストーリーは、なればこそ読者の心を大きく揺さぶるんですね。

 摩耶花は。待っています。里志が結論を出すのを。それは、自分の望むハッピーな結末ではないかもしれないけれど、里志のことを大事に思うからこそ、そこは里志自身に委ねるんです。第十七話で「福ちゃんのことくらいわかるわよ」と言っていた彼女ですから、里志が直面している懊悩のこともわかっているのでしょう。だけど、彼女はひたすらに待つんです。急かすでもなく、否定するのでもなく、ただ彼自身の戦いの終焉を。

 対する里志は…結論を出せないという自身の特性と向き合いつつ、それでももう少しで出せそうという「自分自身の結論」に対して、真摯な思いを向けるんです。人に迷惑をかけている時点で非難される向きもありましょうが…私は責める気にはならんですね。自分自身との戦いって、一番厄介で一番しんどい代物じゃないですか。勝てないかもしれないんだよ、自分との戦いって。最強の敵だもんさ。でも、里志はそこから逃げているわけじゃなくて、まだ戦っている最中なんだよ。そりゃ、責める気になれないんだよ。

 その事を知ってか知らずか、摩耶花は結論を出せないでいる里志のことを、どうやら許しているんです。点あぁ、いいオンナだなぁ、お前。もちろん、そんな里志を今でも好きでいる自分に「一番ムカツクー!」とか言っている辺り、ジレンマもいっぱい抱えているんだろうけどさ。表面的なキツさとは全く別に、摩耶花は相手を思う包容力に溢れる、とってもいいオンナなんですよね。

 高校生。自分を確立するにはまだ若い、そういう年齢です。だからこその、この懊悩。辛いよね。そして同時に、その懊悩に向かう彼らが、同じような懊悩に向き合った覚えのあるかつての我が身が、そして同じように、しかし個々に異なる数々の悩みと向き合っているであろう無数の「若き個性たち」が、愛おしくてなりません…。



【里志と奉太郎】
 一番、分かり合えていて。全てを了解していてもいいような二人なんですよ。

 少なくともホームズの立ち位置たる奉太郎が主人公で、ワトソンたる里志がその傍にいるのですから、この二人が没交渉なわけにはいかないし、ある程度はわかり合っていて当然な、そういう二人なんですよ。

 なのに、「すまん。お前のことを何もわかってなかった」なんて思いが、奉太郎の心の声として言われたりするんですよ。

 親友、だよね?

 中学校時代からの友人で、お互いのことを深くわかっている二人、だよね?

 だけど、わかっていないことがある。そりゃそうなんだ、完全にわかり合うなんてことは「あり得ない」し、お互いにちょっとずつ変化を続けているんだから。

 それは、ゲンジツです。しょうがないんだよ、同じ人間ではない以上、どんな関係であっても100%の理解はあり得ないし、すれ違いも誤解も当然にあります。

 だけど。わかっていなかったことがあって、でもそれを目の前にしてもなお、その先に「親友として進もう」という選択が取れることが救いです。奉太郎も里志の行動を「許し難い裏切り」とは捉えていないし、里志もその奉太郎の好意を屈託なく受け入れていますよね、あの最後の笑顔は、「お前ズルいだろ」とさえ言えないほどに晴れやかです。

 この男同士、奉太郎と里志の微妙な関係が、一番深みがあるかもしれません。いや、腐った女子の方々が喜ぶような意味ではなくてですね…正しいこと、正しくないこと、そういう価値観のみでは動かないもの、というのが透けて見える気がするんですよ。

 ある意味里志と同じく、奉太郎自身も「確かな自分」を追い求めている存在なんですよね。立ち位置も向き合うものも違うけれど、彼らは等しく「向き合わざるを得ない何か」に向き合っています。それを奉太郎は感じたから、里志をある程度で許しているのでしょうし、里志もそれで済ましているのでしょう。

 これは、決して馴れ合いではありません。大事なものを守りながら、同時に自分を守りながら、なすべきことをなしていく…それは、実はとても難しいことなんですよ…。

 中途半端だったみぞれが、確かな雪に変わって降るこのシーンに、振り積むものは一体何だったのでしょうか…。




 古典部のメンバー、その四つの点を結ぶ、四本の線。そのそれぞれは全て美しい線なのに、互いの平衡は取れておらず、全体としてはいびつな四角形になってしまいます。まるであの、工作部のポスターのように。

 だから、古典部の四人が揃うあの部室のシーンのは、実に痛々しく眼に映ります。揃ってはいけないタイミングで揃ってしまったもののように。美しい線を互いに引く四人が集うこの場所は、美しいものが溢れるはずの場所じゃないんでしょうか。


「苦い。」



 甘くないんだよね。奉太郎がかじる、姉からのチョコレートは、この世の色々の象徴です。


 でも、それは苦いだけでもないはずです。


 甘いだけじゃない。苦い、だけでもない。


 そういう世界に、彼らも、僕らも、耐えて生きていかなきゃと思うんですよ。


 最終話。彼らがこの甘くも苦い世界に何を残していくのか、楽しみに待ちたいと思います。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:氷菓 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
ようやっと、本当にほんとの里志の本音が聞ける話がやってきました。原作から好きな話で、若干改変はあったものの、どれも良改変だったので大変満足できる話でした。

そして第1話からさりげなくも着実に積み重ねられてきた演出・伏線もあらかた回収されたわけですね。
特に第01話で里志が奉太郞に対して指摘した「保留」は、あれはまさに自分が保留状態だったからこその言葉なんですよね。原作者、京アニ共々素晴らしい仕事です。
2012/09/18(火) 12:36:14 | URL | あるかさ #9WAugNKs[ 編集]
初めて書き込みます。
同じく四十路のおじさんです。
ふと深夜に見かけて、楽しんでました。

ただ、この話。里志がひどいとかって意見もあるもんなんですね。
ああいう記憶あるけどなぁ。

大人になると自分のポリシーがあっても付き合うだけは付き合っとこうとかなるわけで。
そうやって器用にというか、中にはひどいこともしたりするのが世の中にはわんさといる訳で。
ホントに器用なのに不器用なやり方を里志はするもんです。

ただ、里志はえるによって変わっていく奉太郎を見ていて、変わっていくのもいいのかなとか思っていたようにも見えます。
だからこそ、もう少しで答えは出そうだったのではないか、と。

最後の電話は、自分だったらOKの電話以外にありえないのでそう思って見てましたが、これも人によって違うのですねぇ。

この年になって久々にアニメを見たりすると話をする相手もいないもので、ちょっと書き込ませてもらいます。

これ、いい作品ですね。
2012/09/20(木) 19:26:47 | URL | のんの #-[ 編集]
人はそうそう変わらないの。中学生になって高校生になって、舞台を変えて友達が違っても勝手に変わってはくれない。自分から変わろうとしないとだめなのかな。

里志は高校生になって少し変わった。でも、奉太郎はもっと変わった。えると会ったから。好きになったから。好きという感情に従って、素直に変化している奉太郎はまぶしいです。里志から見ても、きっと

どっちのカップル未満も、両思いには違いないけど、その変化に無自覚なのが奉太郎なのかな。いや、保留してた、ね。里志は奉太郎を見ながら、ああなるかもしれないと、未来の自分を考えて、保留してる。
ああなりたいと思ったかなあ。その辺も含めての嫉妬じゃないかと思うから、羨ましくはあるんだろうなあ

奉太郎みたいにならないから、摩耶花のことを本当に好きなのか解らない、なんてことはあるのかしら。あったとしても、付き合ってから確かめるとはいかないのが里志なんだなあ。難儀です。わかるけど
好きだから、好きと叫べる素直さが眩しくて。それではー。
2012/10/08(月) 13:56:24 | URL | 観鳥 #EfQej4AA[ 編集]
コメント遅延事件
3ヶ月半も放置状態で申し訳ありませんでした。

>あるかささん

>若干改変はあったものの、どれも良改変だったので
>大変満足できる話でした。

私はアニメ放映終了後、一気に全部大人買いしまして、ぼちぼちと読み進めているところで…年末にやっと「クドリャフカの順番」を読了したところです。

「手作りチョコレート事件」の収録されている「遠まわりする雛」はこれから手を付けるのであるかささんの仰るポイントは今後の確認になりますが、既に読んだ部分においても「改変っぷりの絶妙さ」には唸らされてばかりですね。原作の描き方も好きですし、それを踏まえてアニメを思い返すと二度おいしいという、得難い幸福に見舞われています。


>のんのさん

>ただ、この話。里志がひどいとかって意見もあるもんなんですね。
>ああいう記憶あるけどなぁ。

ああ、「ひどい」という意見はありそうですが、リアルにこの手のひどい体験も積み重ねてきたおっさんとしては、「まあ、ひどいにゃひどいけどさ」って感じですわ。青春って、キレイごとばかりじゃないですもんね。

>この年になって久々にアニメを見たりすると話をする相手も
>いないもので、ちょっと書き込ませてもらいます。

すっかり遅くなってしまったので失礼してしまいましたが、よろしければまたいつでもいらしてくださいませ。


>観鳥さん

>好きだから、好きと叫べる素直さが眩しくて。

言えないもんですよねぇ。私とかも、自分も相手も周りも認めるカップルになってさえ、なかなか言うことが出来ない言葉だった記憶がありますよ。

人の感情ってヤツは、機械仕掛けの当たり前、って具合には出来ていないですからねぇ。それがやっかいでもあり、でもだからこそ面白くもあるんですが。
2013/01/02(水) 02:06:58 | URL | てりぃ #fH1m39MM[ 編集]
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2012/09/18(火) 05:57:39 | 日々“是”精進! ver.F
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2012/09/18(火) 07:52:21 | ボヘミアンな京都住まい
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「僕と摩耶花の誤算は千反田さんだった」 「手作りチョコレート事件」ということで、今回はバレンタインのお話。 中学時代にチョコを手作りと認めてもらえなかったがために、 里
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