Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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日常の第1話
 うん!

 京アニはバカだな!しかも単純な!(褒め言葉)

 久々にこういう「ナンも考えないで眼前のバカに身を委ねられるモノ」を見ましたよ。不条理モノだから見る人を選ぶだろう、自分が楽しめないものも相当数に上るんじゃないか、みたいな懸念を抱えてたんですが、全ッ然、杞憂でした。このため「だけ」に、ニコニコのプレミアム会員に登録(ぇー)したが、おかげさまで一切の悔いナシだっ!あー、良かったよー、まだまだ信者街道まっしぐらで行けそうじゃん!つーか、逆にそれが不安になるぐらいじゃん!50とかになってもフツーに「京アニ信者でござーい」とかやっていかねないじゃん!一体いくつになったら卒業させてくれるんだよー!

 とまあ、私自身はすこぶるハッピーなのですが。

 笑いどころがわからん、それも全くわからん、という方も少なからずおられる模様。こういう作品だし、致し方ないところなのでしょう。

 放映版レビューの一発目は、「笑い」の所在その他についてちょっとだけ書いてみたいと思います。
 
 
【と言いつつ、OPのハナシから】
 またOPの新境地キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

 6巻付属の0話で何が物足りなかったかって、このOPが無かった事なんだよねー!知る人ぞ知る「京アニOPフェチ」の私としては、今回のも強烈に壮絶に愛でまくって行きたいところですよ!!

 今回OPの個人的なツボはねー。

 「前奏&後奏の無限拡大連続ループ」

 でしょ、やっぱ。例によってこれ、「拡大縮小機能」とか使ってるわけじゃなくて、「作画」ですよ、全部。機械的な拡大縮小では絶対に出ない味わいが満載。センスと力量とが両方揃ってないと絶対にできない級の心地良さですよ。テンポと言い、スピード感と言い、繰り返して何度も見たくなる中毒性と言い、過去の京アニ作OPと比べても全く遜色の無い至高の一品と言って良いでしょう!!

 ここまでリキ入れられちゃうと、何らかの意味付けをしたくなっちゃうところです。多分、この作品に対して「意味付け」を試みるのは、敗北フラグに他ならんと思うのですが、でもなー。オレだしなー(笑)。やっちゃおうっ!

 あのね、「拡大」って演出使うときはさ、多かれ少なかれ「フォーカスする先」が設定されてることが多いと思うんですよね。それは、重要なモチーフだったり、仕込みとして見せておきたいところだったり、チャームポイントだったり、まあ、意図は色々ありますが、やはり「これを見て!」ってところが拡大されるわけですよ、普通は。それが、ですよ。このOP、フォーカスする先を全く設定していません。次のキャラクターが、穴の中とか鏡の中とかに映って、また拡大を続けていくだけ。延々と。

 そこには「何もない」んですよね。

 僕らが、映像の進むままに注目せざるを得ないところには、「何もない」んです。

 意味があるかと思って見進めても、意味が「何もない」のと同じく。

 わかりやすいオチがあるかと思って見ていても、オチが「何もない」のと同様に。

 これが意図的な仕掛けなんだとしたら、考えた人はスゴイですねぇ。

 更に言うなら、「日常」って、元々そういうモンだしな。意味がなくてもオチがなくても、無情にも無常にもただただ強制的に進行していく。それが実は「日常」の側面の一つだったりするわけで。何も「平凡」や「平坦」なのが日常なのではないんです。非凡であっても起伏があっても、無意味にエンドレスに強制進行する怪物。それが日常ではなかったでしょうかっ!!

 …スマン、ちょっと言い過ぎた(ぇー)。

 そんな私の暴走気味の妄想はさておいても、グイグイと引きこんでいくパワーのあるOPであることは間違いないでしょう。中継ぎ部分にバンクシーンが多いのが個人的にちょっと残念だけれど、OP専用部分はどこも絶品ですね、絶品。時定高校の3人の動きはどれも可愛く良く描かれているしね。ホント、京アニは「キャラの特徴を設定してそれをきちんと書く」ってのも上手だから、堪んないんだよね。OPの後半でさ、この3人の駆けてる足元がパッパッパと3つ順番に現れるカットがあるじゃないですか。あそこ、足の動きの一瞬を切り取った静止画なのに、それぞれのキャラの特徴が出てるんだよね。さすがにこれは、非常識な出来栄え、と、言わざるを得んっ!!

 というですね、極上のOP。時間を節約するなら飛ばすべきなのでしょうが、どうしても毎回、食い入るように見てしまいそうです。



【意味のないところに笑いはあるか】
 結論。あります。終了。

 ………あれ?終わっちった……。おかしいな…。


~~~


 笑いって感情は、なかなか複雑なモンですよね。意味があればいいのかと言えば、そういうことではなさそうですし、じゃあ他に意外性があれば良いのかと言えば、それだけとも言い切れず。ド派手に動いてればいいかってーとそんなこともないでしょうし、キャラが可愛ければいいかってそりゃー笑いかんけーねーだろ。

 笑いに必須なモノ。何でしょうね?わからない?いやー私もわかりません。わかるぐらいなら私、コメディアンか何かで大成しています。きっと、誰にもわからないでしょう。原作者のあらゐけいいち氏も、このアニメ化を作っている京都アニメーションのスタッフも、誰も知らないんですよ、「笑いに必須なモノ」なんて。

 「こうしたら面白いんじゃないか?」とか。

 「これって面白いかな…だめかしら?」とか

 そうやってコワゴワ積み重ねながら、この原作もこのアニメも作られています。多分。作り手の中に、必ず「笑い」の確信があるわけではない。

 じゃあ、一体どこに笑いはあるんでしょうか。

 今笑った私の、あなたの、その刹那の中に、笑いはあります。笑いが起きるか否か、それは見てみるまでは誰にもわかりません。さながら、シュレディンガーの猫ですね。

 え?何?ずるい?ですよねーwww言われると思ったわーwww

 確かに「笑い」は見る人の側に生じるものだけど、みんなが笑うものはその作品側にもその要素があるからそうなるわけなので、作品の中にある「笑いの要素」を分析しないと、答えたことにはならないですよね。

 ただ、ですよ。人によって笑いのポイントが違う、というのは本当だと思います。同じものを見ても、笑う人と笑えない人がいる。どっちが正しい、とかじゃないです、笑える理由をいくら聞いても、笑えない人は絶対に笑えません。それは、ツボとか、そういう曖昧な言葉で語られる類のものですから。

 それをあえて分析して、「笑えるものと笑えないものとの違い」に換言しようとするならば……笑いを呼ぼうとする時の方法論って、「より多くの人に共感を得てもらえるネタで勝負するか」、「人を選ぶネタだけど、それらをより多方面に詰め込んで勝負するか」、この2通りに集約されると思うんですよね。で、この「日常」という作品について言えば、狙っているのは明らかに後者でしょう。

 京アニの今回の仕事は、その「人を選ぶネタ」をたくさん詰め込みつつ、しかしそれぞれを「なるべく咀嚼しやすいように」という調理の方向でなされているように思います。前半のウインナーネタなんていうのは、アニメであることの利点&大仰な動きの強みを最大限に生かした、京アニならではの見事な調理法だったと思うのです。声上げて笑っちゃったしな。モヒカンに突入したウインナーがふわさっ、という音と共に抜け出るとこ、ミットを滑り出たウインナーがすんごい勢いでスピンするとこ、とんでもない運動エネルギーとともに壁に叩きつけられるとこ、どれももう辛抱できませんでした。

 あとね、「忘れた頃にやってくる」のを、恐らく原作に忠実にこなしているらしき辺りも爆笑のツボでした。しょっぱなの「こけし」「あかべこ」「鮭」のコンボも相当卑怯でしたが、まさかラストであれが来るとは、なぁ。原作6巻でも、まさかの自転車がアイスを踏み砕いていくあのコマで腹筋を破壊された私ですので、こういうのはもうドンドンやっていただきたい。ああ、忘れた頃と言えば、今回の予告編も相当に卑怯ですな。



 という感じで、レビューを書くことさえ考えなければ(苦笑)、実に楽しくついていけそうです。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
てりぃさんはバカだな
ごめんなさい、褒め言葉です

久しぶりにてりぃさんの京アニ作品の感想が見れる~っとテンション上がってつい久々にコメントを…

日常、面白いですね!
私は、なんか色々変でシュールな世界だけど、彼らの中ではあれが「日常」と解釈してました。
が、流石てりぃさん!
ストンと落ちました。
リアルでも時間は無情に過ぎていきますよねハハハ…w

OPは凄すぎてもう何度見た事かw
疾走感が素晴らしい。
「恋に落ちたのかも」の三人娘の動きが大好きですw

長文失礼しました。
また次回のレビューもあれば、楽しみにしてます。
2011/04/04(月) 09:06:12 | URL | zt #6fyJxoAE[ 編集]
てりぃさんはナユキストだな
これも褒め言葉です。

ひさしぶりです&滑り込み成功。

初回視聴の感想は「らき☆すたっぽいかな」でした。
内容ではなく、見た感想が。
らき☆すたは初めて見て、おもしろいかと問われると
「うーん」と首を捻るところがありました。
1話目(特にAパート)が
多少特殊であったせいもありますが
最初から肯定的には取れませんでした。
何回も見ているうちにハマリまくりでしたが。

この日常もおもしろい事はおもしろいけど、
大絶賛するほどのものかと問われれば「NO」です。
ただ、らき☆すたと同じくどんどん好きに
なっていきそうな気がします。
とか言いながら2話目が放送されないうちから
1話目を5,6回見てたりしてます。
何だ、もうハマってんじゃん、オレ。

そんなわけで個人的にツボだったのが、
Bパート最初の
みおが縄跳びに頭をぶつけるシーンでした。

ところで落ちてきたこけしの顔が何回見ても
だんご大家族のだんごにしか見えません。
本当に、てりぃさんは足の親指ナユキストですね
2011/04/11(月) 02:41:45 | URL | つちむ #-[ 編集]
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2011/04/05(火) 06:05:51 | 丈・獅子丸の咆哮 (新館)
本当、京アニが作るギャグアニメは何かひと味違うので、ハイセンスな作りに脱毛しています(校長的な意味で
2011/04/09(土) 21:39:21 | 所詮、すべては戯言なんだよ
・・・・ なんだ?このタイトル詐欺は? ほわわ~んなぬるい空気感にとてつもなく日常に馴染んだ非日常が潜んでいる作品世界が…恐いですけど…なんかハマリそうな予感がするですよ。 クラスメイトにアフロ頭の同級生が居て、モヒカン刈りで金髪なのも居て、妙に上がりや...
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