Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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かんなぎ 第十四幕「もしもこんな『かんなぎ』があったら…」
 …amazonレビューが微妙だったからどんなにムゴい話かと思っていたらアリもアリアリ大アリじゃねぇか!!

 DVDのみ収録の未放映話、第十四幕。ちょっと前に遅ればせながらゲットしてあったこれ、ようやく先程鑑賞に及んだわけですが…メタです。メッタメタのメタです。いや、メタだからいいとかメタだから悪いとか、それだけでは一概に決めつけられないところが大きいんだけど…オレ的には好み。超・好み。面白かったっ!

 でも、最初っから「面白い!」と思ってたわけではないんですよ。最初は、ホントにおまけなんだ?という感想を伴いつつ見てましたもん。何だか、付録のドラマCDにしても良さそうな脚本回しだなぁ、とか、思っちゃってましたもん。目を閉じて、台詞だけ聞いててもよし、という感じの。ストーリー的にもちょっと強引で、あーあー、確かにこういうドラマCDあるわー、みたいな感じの。それ止まりなのかも知れんなぁ、そら確かに評判的にはイマイチになっちゃうかも、とか、そんなことを思いながら。
 

 それがあーた、途中から「さすがに映像を見てないとわかんないような展開に入ってきたなぁ」と思うのも束の間、あれ?何だこれ?撮影の途中のハプニングなんだよね?それとも、どっかから劇中劇に入ってる?という疑問が次第に確信に変わり、嵐の中に敢えて出て行こうという秋葉の台詞で壮大に吹きました!

僕はこの作品の監督として、
予算面を含めて責任がある。

…いやむしろ、責任をとらせてくれなければ、
僕のプライドが許さない…。

行かせてください!


 …わかっててやってる。

 確信犯やん。

 彼は「山本監督の代弁者」とも受け取れるような危うい立場で、劇中劇の中だからこそ許されるような危ない台詞を吐いてるんですよ!!

 なんつーアブねーことを!

 でも!そこに、「ウソんこだとわかっちゃうけどすんごく真に迫った描写の劇中劇」をかぶせてこられて、これまた「どっかで聞いたような節回しなんだけど無意味に勇壮なBGM」とか乗せてこられたら、オレ的にはもう膝叩いて爆笑するしかありませんでしたよ!!

 もうそういう狙いだとわかってしまうと、最後まで楽しくてしょうがなくて!ああそうか、最初のあの「ドラマCD然」としていたところもワザとなんだなとか、あのショボショボな撮影風景も目くらましのための仕込みなんだとか、全部全部スパーと繋がって!「劇中劇のショボいオチが、直前に読めてしまうところ」、それも含めての「今話のオチも読めてしまったところ」まで、もーこの多重構造が何とも心地よい!どっからがフツーのかんなぎでどっからが仮想のかんなぎでどっからが制作スタッフの暗示なのか、境界線が全然見えなくてふらふらした感じがたまんねぃ!そんでもって最後の最後に

パート2、決定!


 ですもん!あーもーあなたたちはふんとにもー!

 第十三幕からの続きとして考えると、これほどムゴイ話もないですわ、それだけは間違いないw 十三幕は王道も王道、「美しく完成された見事なストーリーもの」ですもん。作られた作品世界、その中の登場人物にどこまでも感情移入していくことが可能な、大変よくできた「フィクション」ですもん。少年少女の淡い情感がこっちまで伝染してきかねない、その続きのつもりでこんな「メタフィクション」見せられたら、普通の人は怒るでしょう、そりゃあやむを得ない!

 だけど、私ぁ楽しんだ!

 こういうの、決して嫌いじゃないんだよ!

 おまけだからこそできることを、贅沢にやった感じですね。そしてその中で、制作陣はこう言ってるんじゃないですかね?

 「どうか、制作費を下さい!
  続きの話も、頑張って作りますから!
  ちゃんと責任もって、最後までやり遂げますから!」

 ちょwwww


~~~


 もし。本当に続きがあるのなら。その時も私の環境の許す範囲で、ちゃんと見させていただこうと思います。道中、「自分の望むもの」とのギャップを感じてちょっと萎えかけたのですが、「あるがままを楽しんでいこう」と転身してからの視聴はホントに楽しかったから。そして、ラスト三話の王道的展開には、わかってても泣かされちゃいましたから。彼らには、もう全部預けちゃうような気持ちになるのが一番楽しいらしいと、わかったような気がしますから。

 もうすっかりタイミングを失していますが…でもやっぱり言わせていただきましょう!制作スタッフの皆様、どうもお疲れ様でした。次回も是非頑張ってくださいませ。…え?何か足りないんじゃないかって?あははははは、はは、はぁ…気づいちゃ、ダメだよぅ…。orz ←ダメだこりゃ
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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