Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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エンドレスエイト VI
 …えっと。今夜は八行くらいで。時間ないし。体力しんどいし。

 エイトというのは8月を意味していると思われます。すなわち、夏休みのエピソードなんですね、今回は。私個人にとっては、社会人の短いそれではない、何週間も続く夏休みなんて、一番新しい大学生の記憶でさえ20年前のこと。思い出そうにも思い出せず、辛いのなんの……。

 ……………………………………………うへー。

 …………………………………………うがー。

 ………………………………………ぬー。



 ……ぬ。



 …オレ……前にも……この辛さを味わったような気が……。
 



~~~



 辛い、ってか。



 他の方々はいざ知らず。今オレが感じてる辛さは、オレにとって「自業自得」なんだけどね。



 見たいものが見られない。期待したものと違う。この状況は声を上げなきゃ変わらない、という思いの下で、惨い言葉を毎週書き連ねて……って、もう何年も前に、そっちの立場に身を置いてたんだよ、オレは!!


 ああ……こんな風に見えるのか、オレのとってたあの行動は……。辛い。過ちを多分に含む自らのかつての行動を、こんな形で振り返らされることが、こんなにも辛いなんて…。


 何をどう言いつくろっても、オレが取ったあの行動は、もう取り返しがきかない。そして、何をどう言い訳しても、今オレが取っている行動は、偽善以外の何物でもない。そこまで判った上で…なおも、オレは、愚直に行くしかない。理由?そこに京アニがいて、そこにハルヒがあるからさ。


~~~


 ハイ。愚痴めいた懺悔っぽい自分語り、終了。


 こうして阿鼻叫喚の中を駆け抜けなければならないのも、私個人にとっては何かの縁でしょう。オレにとってはただの因果応報、かぁ。くそぅ、世の中ってよく出来てるなぁ(苦笑)。


 深刻さ少なめ、ひょっとすると能天気。そんな感じにも見える、「6回目」のエンドレスエイトのレビュー、行ってみましょう。



【ループ、という流れ。】
 セミ。


 限られた短い生。やがて確実に終わる、しかし今は声を限りにと何かを叫ぶ、この空いっぱいに届くようにと。ひと夏だけの、一心な命。


 「止まれ」。


 「制止」を意味するそれは、しかし「動」を前提とする。動かなければ止まれない、「動作を止める」という「動き」。


 川。


 確かにそこにある、しかし一瞬前の水はもうそこにはない。流れるものが川なのか、それとも流れという概念そのものが川なのか。そんなループする思考をよそに、川は流れ続ける。時の流れのように…。



 …アバンの冒頭部を短く区切った、3つの印象的なカット。そのどれもが「時間の流れ」を意識させるような、そういうモチーフだったと思います。

 でも、初回は軽く混乱しました。セミ、止まれの標識と来た時には、「止まる」というモチーフだと思って眺めていたものですから。次に川が来た時に、あれっ?と。何か読み間違えたか?と。

 そこで、繰り返してみるうちにふと思ったんです。「止まっている状況」って何だろう、と。「流れている状況」って何だろう、と。彼らは今、止まっているのか、流れているのか…。


~~~


 OP曲の、どこまでも突き抜けていく疾走感。そしてまた、ED曲の「あえて止マレを叫ぶ気持ち」。これらはともに、エンドレスエイトが中心を占めることとなりそうな今回のシリーズに、合わせて組み上げられたパーツだと思います。その意味では、無限大の標識よろしく永遠に続くドライブ=繰り返される八月であり、止マレ=ループからの脱出、という読み方が主流かな、と思うのですが…。

 実は全く逆の読み方をしても、大きな破たんが無いんですよね。エンドレスなループにはまって足踏みしているこの状況は「止まっている」とも言えるわけですし、そのループから抜け出して先に進め、という方向こそがOP曲の疾走感にふさわしい、とも。


 ひょっとして…。


 どっちも正解、だったりしませんかね?


 だとしたら…これらは実は、同じもの、ってことに?


 足踏みしているけれど、流れている。同じに見えるけれど、変わっている。そう、「川の流れのように」。


 川の水が、その流れるさまが、いつどのように変わったかを眺めるのは、ひょっとしたら酔狂な行為かもしれません。でも、私は実は、何も考えずにぼーっと、「流れそのものの変わりゆく様」を眺めるのが、嫌いでなかったりもするのです。山中で、清流の散らす光の変化をじっ…としばし眺めたような経験、何度かあるんですよね。それはやっぱり、「そこにある流れ」という、固定的なものではあるけれど、一刻一刻が違うそれぞれの流れですし、予測不可能な揺らぎを持つゆえに飽きませんでした。

 ほとんど変わらないもの。だけど、流れている。ループしていても、やはり流れているものはある。「ループ」と言って総括してしまうと、そういうものだという意識に囚われてしまってそれ以上のものは出てきませんが…でも流れていくものはあるんですな。ホント、川そのものですね。

もしまた繰り返すんなら、宿題なぞやったところで意味ないしな。


 キョンはループの最後にそう一人思うわけですが、「繰り返すなら意味はない」というところに、微妙な違和感を覚えます。繰り返しても、ちゃんと意味のあることは、この世界にちゃんと存在するんですよ。上手く言えないんだけど、「もしまた繰り返すことになったとしても、これをやることに意味はある」というものが、何かしらあるんだと思います。だから、川の流れは見ていても飽きないんだと、私には思えるんです。



 とは言え、川の流れを、ただじっと観測しようとする者。それ自体、そうそういるもんじゃあありませんよね。よく言えば貴重な、ぶっちゃけて言えば「ちょっと変なヤツ」なのかも知れません(^^;。


 その、「ちょっと変なヤツ」は、立ってる場所もちょっと変で、そこは「世の流れの外」だったりするのかも知れませんが…。



【固定位置。】
 今回、常に端っこにいるんですよ。


 それも、圧倒的な回数で、ほぼ必ず右端に。


 例外もあるんですが、ふと気付くと、まただ、という感じで、右の端に。


 レイアウト上や展開上、結果として右にいない時も…プールに入場する時には列の一番後ろ。喫茶店では一人だけ「お誕生席」。祭りでお面を買った直後は、他の4人から遠く離れた位置。何となく、どれもこれも、「世界の中心」から離れた位置にいるかのような…。


 それが、長門の立ち位置だ、とでも言うような。


 右側、というだけで、何だかすごく意識しづらい場所になってる気がします。右脳・左脳の役割なんかから導き出されるんでしたっけかね、これ。何だっけ、右側の映像は左目で見ているから左脳の役割と密接な関係があり、イメージや映像を処理するのはむしろ右脳の得意分野だから云々、という具合になるのかな?いや、あんまし詳しくない上に怪しい部分のあるハナシだから、その辺の理屈は話半分で。


 とにかく。今話の長門は、そんな風に「影が薄く見える」ことを目指して配置されたような、そのように私には見えたんです。その感覚は私個人のものかも知れませんが、少なくともあの「右偏重」な長門の位置は、何か狙ってる感バリバリです。


~~~


 同じ京アニの作品において、「左右」という方向の違いを私が考察したケースでは、Kanonにおいて「左右」=「過去と未来」という含みを考えたことがあります。でも、今回の長門の「右」がそれ=未来を連想させるかと言えば、あまりそういう感じは受けませんね。ま、そりゃそうか。エンドレスなループを繰り返すお話ですから、過去も未来もあったものじゃない、ですもんね。

 あれ。でも。待てよ?

 今までのエンドレスエイトでも言われていますが、キョンのこんなセリフがありましたよね?

物理的No Futureのどこが当然だ。


 今繰り返されているこの世界には、「未来」がない。それも、物理的に。


 …………………………………。


 存在しないもの。その、存在しないものを象徴する方向に立つ少女、長門。


 えええええええええええええ?


 まさか、これも、仕込みの一つじゃ?


 いやいや、これまた考えすぎでしょう。だけど…そんな無理矢理感の漂う考察であっても、やはり長門の儚さみたいなものが連想できてしまうと、ひょっとして…って思っちゃいますね。


 そして…そんな長門が今話では珍しく「左側」へと歩いて向かっていく、比較的長いシーンで…。

 自分では理由もわからずに、でも走って声をかけに来たキョンを、長門は無言でじっ…と見つめるのです。空気が止まったかと思うような、長い、長い、間。何を思ってなのか、とにかく長く、ひたすらに。

 この世界では存在しない「未来」という時間。それを暗示する方角にいて、存在感が少ないような描写になっていて、しかしこの時だけは「存在する時間」の方へと歩いてきた、この長門の心境って…。まさか、こんなんじゃあないんでしょうね?


「私はここにいる」


「誰も覚えていなくても、私はここにいる」


「無かったことになる全ての時間に、私はいる」


「例えあなたが忘れていても、私はここに…



 ………ぬはああああああああああああああああああああああ(溜息)。



 これは…グッジョブなんだろうなぁ。あまりに辛い、辛ければ辛いほど、グッジョブな描写なのでしょう。それをよそに、バカっぽい女子高生的なセリフ回しをしている古泉とキョンに、殺意さえ芽生えるくらいの…。




 ちょっと短め、かな、今回は。いや、まあ、「無限にネタが紡ぎだせる」はずはさすがにないですからw …だんだん、レビューも短くなっていっちゃうのかねぇ。

 1(?)15498154991551315521。そして今回、15524。次なるループは…いったい何回目になるのでしょうか?団長の「延長よ!」宣言が出た以上、まだきっと終わらないぜ?うふふw
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テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱 - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
何回目かの長文
「ネットに上げないでください」って言ってるのにYouTubeに
上げられているハルヒについて語ってるヤマカンが言うには、
「(エンドレスエイトの繰り返しは)2回が限度」とのこと。
僕は4回ですかね。2回目の終了後3回で終わりだと
決め付けてましたから、「まだまだ続くのかも?」と
思わせたところで終わり…というのがきれいだったかなと。

今回は…演出的にもあんまり盛り上がりのない回、という印象。
本来それでいいんでしょうけど。
ただ…京アニのハルヒサイトの製作日記にもあるんですが、
スタッフもしんどいらしいですね、そりゃそうでしょうけど。
次に団長代理と団長補佐から話が聞けるそうで…。
予想はつきますよ。狙いについては。
禁則事項の時と同じで、視聴者に禁則事項と同じ禁則事項を
禁則事項としているわけですが。それによって禁則事項の
禁則事項がより盛り上がるわけで。
何回も何回も繰り返される夏休みは禁則事項にとって、
とても禁則事項です。だから禁則事項の話に効果的に繋がります。
そこまで狙いがわかってるんですが、
あれ、以前にもこんなコメントしたような気が…?既視感かな?

ところで
[エンドレスエイト   ]の続きを読む
のエンドレス~の後の↑空欄は
キャストとの時にハルヒだけ離れているのと関係ありですか?

さて、8月に入る前に8月から抜け出せるんですかね?
(最速放送日での話です↑)
2009/07/31(金) 00:03:50 | URL | つちむ #-[ 編集]
キョンみたいにソファーで横になりながら見てたら、8が∞に見えました(-_-)
2009/07/31(金) 10:55:45 | URL | u-suke #-[ 編集]
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