Old Dancer's BLOG
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planetarian~ちいさなほしのゆめ
 KEYの新作、早速プレイしてみました。まだ中盤ですが、現在感じていることを。

 KANON、AIR、CLANNADと、泣きゲーの花道をひた走ってきたKEYですが、今作は前3作と大きく違う点がいくつかあります。

・ダウンロード販売である
・価格が安い(1050円)
・分岐(選択肢)が一切ない

 前2点は、「どう売るか」という方法論に関わる部分に過ぎませんが、最後の一つはゲームの本質に関わる部分と言えます。選択肢を放棄したものがそもそもゲームと言えるのか。今までも「絵&音付き紙芝居」と言われてきましたが、ユーザーに選択を迫り、その結果としてシナリオが分岐することで辛うじて「ゲームの一種である」と言えたのです。その部分を潔く捨ててしまった今作が、ユーザーからどのように評価されるのか、非常に興味深いところです。
 実のところ、CLANNADで4年もかけてしまったKEYの内部から、「もう少し小規模なもので効率よく回せないのか」というテーゼが出てくることは想像に固くないわけで、その要請を満たす最も極端な形を、今作では試しているのだと思われます。小さく作ることは制作期間の短縮に繋がりますから、結果として安いものができますし、小規模ならばブロードバンドの普及した現在、ネット配信も十分に可能であるわけで、結局、前2点の違いは結果的に生じたものである、とも考えられます。

 さて、あえて上記では挙げなかった違いが、もう一つあります。それは、今作が恋愛シミュレーションではない、という点です。アニメ絵のロボットが出てきますから「萌えと無縁」とまではいきませんが、SFとしての設定が作り込まれていることなどから考えても、いわゆるKEY3部作とは違った何かをここで試そうとしているように思えてなりません。今の段階で強引に邪推するならば、「バーチャルな恋愛体験と切り離した形でも、泣きゲーというジャンルは世の中に受け入れられるのだろうか?」という大きな命題を、KEYは今作を通じて世に問うているのではないかと思うのです。

 長々と書きつづってきましたが、果たしてこれを是とするユーザーがどのくらいいるか、プレイ後にあちこちのレビューを漁るのが楽しみですね。私?いやもうすでにちょっとほろっと来ました(笑)。涙腺緩すぎ。
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