Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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涼宮ハルヒの憂鬱 VI 改めて
 周回遅れを取り戻しきれない私です。どうにもこうにも文章力が落ちている状況にあって(いやホントに落ちてるんだって)、でもいつまでも放置しておくわけにもいかず、やむなく「やや中途半端な状況」でのアップになることをお許し下さい。

 さて。

 盛り上がりに盛り上がった一期のラスト回とあって、当時のレビューに打ち込んだ私の熱気も、ちょっとハンパではなかったように記憶しています。迫り来る朝の気配や襲い来る睡魔と戦いつつ、もう全部を記事の中に定着させんとして足掻きに足掻いた記憶が沸々と。おかげで、「改めて」何か書くって言ったって、一体何をどう書けばイイのさと、そもそもネタなんかこれっぽっちも残っていないじゃないかよと、そう嘆き暴れるワタシが脳の中をかけずり回ってたりするんですが…まあ、「少なくとも二期ハルヒまでは頑張る」って、自分で決めちゃってるモンだから、後には引けんワナ?

 つーわけで、ネタが絞り出せないなりに、この映像から立ち上る高揚感とはあまり関係のないところで、四方山話なんかを中心に書いてみようと思うのでご容赦下さい。
 
~~~

 「憂鬱」エピソードのラストを飾る回にして、一期放映における「放映順での最終回」。いやはや当時は燃えましたナー。あまりに燃えすぎてしまい、その後しばらく何も手に付かなくなったのも、今ではいい思い出です。映像を見ていると、その時の興奮の度合いが蘇る心地ですよ。基本的に筋書きなどは一ヶ月も経つと全部忘れてしまうトリ頭の妻も、その辺の高揚感だけは体が覚えているようですが…。

妻「……これって、最終回だよね?もう終わりなの?」

て「んにゃ。これは『放映順での最終回』だよ。時系列ではまだ続く」

妻「…………………………………………
  ??????????????
  時系列での最終回って、何?」

て「え?『サムデイ イン ザ レイン』だろ?」

妻「…………………………………
  これ(憂鬱VI)、最終回なんだよね?」

て「うん、放映上の、な?」

妻「……………………時系列では?」

て「まだ途中。この後にも、『退屈』とか、
  『ミステリックサイン』とか、色々ある」

妻「…………………………………
  最終回なんでしょ?」

て「うん、放映順での、な」

 ……以下、延々とループ(爆笑)。筋書きさえ忘れてしまう特技を誇る妻にとって、この議論は少々難しすぎたようです(笑)。

 これはさすがに特殊な例だとは思いますが…一期の放映をリアルタイムで見ていない、今回の放映やDVDでの視聴のみ、という方にとっては、やはり「シャッフルの効果」とか「(放映順)一期のラストの高揚感」とかは、口で説明してもなかなかわかってもらえないところだと思うんですよね。

 放映順、時系列順、どちらで見ても破綻の無いように作られているこの出来映えは、すごいことだと思います。だけど、そこで敢えて問うてみましょう。「一体どっちが決定版なの?」と。それは、販売されているDVD版が、基本的に時系列順準拠になっている以上、「時系列が公式じゃねーの?」という意見の方が多いのだろうとは思うのですが……リアルタイムであの体験をした者にとっては、どうしても放映順の方に軍配を上げたくなるんですよ。そのぐらい、あのシャッフル構成は神がかっていたと思うのです。特に、この「憂鬱VI」の高揚感はね、それまでに放映された13話分のネタを全部踏まえてこそ、というレベルに何かがあって、時系列順の5話だけでは説明のしきれない何かを内包してしまっているんですよね。



 例えば。キョンの、そしてハルヒの、憂鬱5編までの二人の態度のみを判断基準にして、あのキスシーンに行き着くような「確信」を持てましたか?持てた、という方もいるでしょう。でも、唐突と感じた人もいるはずです。極端な場合は、「自分が元の世界に戻るためならキスだってするのか」みたいな反応を示す人さえいてしまう。

 だけど、「孤島症候群(後編)」でのハルヒのかよわさや、「サムデイ イン ザ レイン」でのデレっぷり、「ライブアライブ」のラブラブい愛(←ちょっとアナグラム(^^;)などを見てくると、そこに対して「説得力」が加わるんですね。ああ、実はこの二人、もーどーにもならんほど好きあってんじゃん!ということがね、伝わっちゃうんですな。お互い、口に出して言わない。どころか、自分で自分の気持ちに気付いてさえいない。そんな二人が、ハタから見ると、明らかに好きあってる。あー!!ハズいよお前ら!!うおおおおおお!!!とね、身悶えちゃうわけなのですよ。

 それを踏まえて、この「憂鬱VI」を、見る。そりゃもう気分はアバンタイトルからエンドタイトルまでクライマックスまっしぐら、ですよ!どこまでも、ハルヒは「キョンの事が好きなんだ」ということを口にしない、気付かない、そのままで。いつまでも、キョンは「ハルヒの事が好きなのだ」ということを認めない、知ろうとしない、そのままで。しかし、「現在の世界の崩壊」と「新世界の創造」に向けて、突き進んでしまう状況に、どうあっても「そのままで」はいられなくなる、その最後の瞬間に!!



 ………あー。こらぁもう、たまんねーのですよ。



 時系列には時系列の良さがある、ということを、ちょっとずつ辿りながらの再視聴をこなしてきましたが…憂鬱VIだけは、自分にとっては超・別格なようなんですね。こればっかりは、仕方がない、かなぁ。そのぐらい、あの体験は、強烈だったのでございます。


~~~


 それはそれとして、他にも楽しみどころはいっぱいあるんですけどね。


 キョンが眠りに入る前の、妹ちゃんがハサミを取りに来るシーンが、何故あそこに用意されたのかが、自分では読み解けていません。それが当時とっても悔しかったのだけど、色々考えてもしっくり来ず、降参してWeb上の解釈を色々読ませて頂いたのですけれどどれもピタッとはまるには至らなくて、結局諦めたりしました。もうすっかりそのことは忘れていたのだけど、見たら思い出しちゃいましたね。ううん、悔しいなぁ。

 あと、キスシーンの時間が、久しぶりに見たら結構長いのね。うっわ!長!こんなに長いことチューしてたのか!つーか、これってハルヒの心境とか妄想したら、すごい事になんね?!とか、改めて思ったりもしました。


「……………………
 ……………………え?!
 何?!何なの?!目の前にキョンの顔?!
 私のくちびる、ふさがれ……うそっ?!
 これって、まさか、キスしてんの私?!
 キョンと?!ええええ!!いや?!これ何?!
 何なのおおおおおおおおおおお?!」


 …………………ムハー(爆)。



 こんな具合に。時系列順かシャッフル順か。そんなことはさておいても、未だに「楽しめる部分」がこうしてあるのは、エラいことですよ。未だにハルヒは自分の中で「傑作の一つ」であることがわかって、とても嬉しく思います。

 そして。

 一つのクライマックスを終えた「憂鬱VI」は、お互いへの思いを決して外に出そうとしなかった二人が、わかりにくい形でちょっとだけ「それ」を出して終わるんですね。


 ハルヒは、キョンの好みだという「ポニーテール」を見せて。


 キョンは、ハルヒの思いに応えて「似合ってるぞ」と告げて。


 「アタシの事、好き?」


 「ああ、好きだよ」


 ラブラブすぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


 あーもーやってらんね!やってらんね!なんで二次元キャラ同士がわかりにくく告りあってる場面見て喜んでなきゃいかんのだオレは?!


 なんでかって?それは、この二人の様子が、割と普遍的な「男の子と女の子の、出会いの物語」だからなんだよ。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱 - ジャンル:アニメ・コミック

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