Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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けいおん! #4 合宿!
 ぬぉぉおおおおおおおおおお!!!


 どういうつもりだ!!どういうつもりだ!!どういうつもりなんだああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!


 毎週毎週!!もう早朝レビューは「あえてはしない」んだぞと!お前は寝てもいいんだよ、翌日以降にレビューを回していいんだよと!自分にそう言い聞かせながら、一応は仮眠を取って、そうして視聴に及んだが最後………何の迷いも無くPCの電源を入れていそいそとエディタを立ち上げてしまうのは、否!!レビューを書かずには寝られないような気になってしまうのは、一体どういうわけなのか?!


 くそっ…4時…いや!4時半までに!!4時半までには!!!何とか!!!(泣笑)
 
 原作読まずに書いているため、壮絶に間違っている可能性も非常に大きいのですが…このエピソード、ほとんど4コマに無いんじゃないのか?…そう思わずにはいられないような、そんなシーンてんこ盛りでした。

 つーかね、ズルいって言うか!!ズル過ぎるって言うか!!ズルグッジョブにも程があるって言うか!!そんなんされたらオジサン素で泣いちゃうだろーーー!!(キモ

 「澪の思いの揺れ」を中心に据え、ストーリーの一本の芯としてズドン!と通しておいて、他3人も含むメンバーそれぞれ「らしいモチーフ」やら「カワイイ色々」やらをこれでもかこれでもかと、イベントフルな青春の夏そのままに詰め込んでパッケージにした、そんな一話。放映開始からまだ4話であること、リアルワールドもまだ5月(あ、最速組では4月か)であることなどが、もーーーどーーーでも良くなっちゃうくらい、見ている側もすっかりこの「夏のヒトトキ」に染められてしまう、そんな極上の一話。

 あーーー…仕事……仕事行きたくねぇぇぇぇぇ…。<深刻化する中年五月病の図


~~~~


 澪の、不安。


 自分たちは、「軽音楽部」として、真っ当に活動していないんじゃないのか?


 それなりに輝かしい歴史を持つ過去の軽音楽部に比して、いや、比べるのもおこがましいくらい、今の自分たちは壮絶に劣っているのではないか?


 ……なるほど。なんて言ったら彼女には悪いんですが、そう思っちゃうのも仕方がないような、そういう要素は溢れまくっているんですよね。彼女ならずとも、そりゃ心配にはなります。


 3ヶ月にもなるのに、一度も合わせたことがないという現実。


 練習にも何だか熱が入らず、どこかほのぼのとした雰囲気に飲まれ、遊びに流されてしまう日常。


 しかし厳然と存在する、過去の高みをこれでもかと突き付けてくる当時の録音。


 これは不安になるなという方がムリというものです。生真面目な側面を持つ澪だから、なおのこと。対して、大らかなのか達観しているのか、この現実を見ても動じることなく「大丈夫」と言ってしまえる紬はまだ良いとしても、この現実も見えているのかどうなのか、いやいやそもそも思い描いた「夢」のことも覚えているのやらどうやらという状態の律・唯が仲間だなんて…不安はいや増すばかり、ですよねぇ。


 この不安を、澪が自然と払拭するハナシ。それが、主軸に据えられてます。こんなテーマ、4コマ漫画で描くのはもうほとんど無理なんじゃないですか?いや、描けないわけではない、とも思います。けいおん!は読んだことが無い私ですが、あずまんが大王!辺りの4コマ漫画で、そういう「4コマには無理そうな心理描写」が描かれた例も知っていますので。うん、やりようによっては、無理とまでは言えないですね。4コマ漫画ならではの作法で、描くことは可能でしょう。「4コマならでは」のやり方で。

 …とても、そういう映像じゃあ、ないんですよねぇ…。

 「4コマならでは」の方法論を遙かに超えたところで、30分モノのアニメとして最も映えるようなやり方で、そのテーマを描ききっています。一体これらのモチーフの、どこまでが原作にあったんだろう、そう思ってしまうような出来映えで。


~~~


 アバンのチョイスと切り込み方からして、もう素晴らしいとしか言葉が出て来ません。ここ単品だけで、「本来の目的を忘れて遊び事に心奪われる律と唯」「そこに乗るわけじゃないけど咎めもせず温かく見守るだけの紬」「そこにハラハラして一生懸命注意するけど止めることも出来ない澪」の4人の構図が、この一話の全体像が、もうカンペキに表されています。京アニらしい、美しい青空の映える夏の海の情景とともに。

 アバンって、アニメというフォーマットの持つ特権の、見せ所の一つじゃないかと思うんですよね。OPという定型句の前にあって、アイキャッチと直前予告を兼ね備えたような自由領域。そこに何を詰め込むかも自由ですが、何を詰め込むかでその後の視聴が変わってくるような、おっかなステキ空間。そこに、コンパクトにして過不足のないこんな良いものを、ズバン!と決めてこられたらそれだけでもうワクワクなのですが。

 本編に入ってからの「澪の心境」を示すパーツの入れ方が、どれもこれもリキ入ってる上に極上過ぎて、アンタら鬼か!ってハナシですよ。ええ、ええ、もう何度か昇天しかけました。昇天しかけましたとも。

 冒頭、澪の不安の端緒となる「過去の軽音楽部の演奏テープの発見シーン」。そして、別荘の練習部屋で紬に対して吐露する、澪の心の内のシーン。これらはあえて、澪をちょっと日陰に置く形で描いています。暗がりで見つかる録音テープのもたらす、微妙な不安。そのテープを回して漏らす、自分たちへの劣等感。相変わらず、こういう「光と影」の表現力の高さ、そこに言外の意味合いを持たせる描写力には、陰りが見えませんよねぇ…。

 だけど、同じ日陰にいるはずの紬は、柔らかな強さと信頼を示してみせるんですな。同じような暗がりにいたはずの紬が、澪のいる位置よりもちょっとだけ明るいところに立って、まるで澪の方に光を射す言葉を投げるかのように…。

 ……どんだけ描写の鬼ですかアンタら!!萌え萌えですよ!!萌え萌えキュンですよ!!

 そこで空気の読めない可哀想な子ら=律と唯が騒がしく乱入してきたおかげで、ちょっと思い直しかけてた澪の心はほぼ元に戻ってしまうのですが…この後も何度もかけて、澪の心が緩やかにほぐされていくのがどうにもこうにも泣かせてくれます。



 一面の花火をバックに浴びて、なんちゃってステージよろしく、ギタープレイを披露する唯の姿に、澪は一体何を見たのでしょうか。


 自分たちが、到達できる輝かしいステージの姿が、目の前に、ある。夢や幻じゃない、現実の姿として。


 ここの演出力と来たら…たまんないよねぇぇぇぇぇ(嘆息)。さく、さく、という風に踏みしめていく唯の足下に、何だろう、と思わせといてドカーン!!ですよ?しかも、美しい光が舞い踊る中で楽しげに弾き笑う唯を、目を見張って物思う澪のアップに、静かにかぶせてくるエレピのBGMがもう…何でこんなに涙浮かべて深夜アニメを見てるんだオレは!!でも仕方ないだろこれは!!


 しかも、それに続いて当たり前のように「(武道館公演を)目標はそこだと決めただろ……な?」と言ってのける律、決して本来の夢を忘れてなどいなかった律の姿を見て…部室で思いを語った日のことを思い返す澪の回想をぶつけてきたり。いつの間にこんな完璧なコピーを練習したのか、ギターソロを見事に弾きこなす唯の姿を唖然と見返す澪をぶつけてきたり。Nervous But Glamorousな澪の心が、緩やかにしかし確実に解きほぐされていくのを、堅実に描いています。


 だから、最後のシーンすら、かっちりと美しくはまって感動をもたらすんですよ。


 「めざせ 武道館!!」と書いたホワイトボードの片隅に澪が付け加える、「by 軽音部!」という一言が。


 「私たちも胸を張って立派な軽音部だと言える」ような自信とともに。


 「これが私たちみんなの共有する目標だと言える」ような確信とともに。


 たった一話の中でさえしっかりと積み上がった、澪の中の日々の重みを表す、極上のワンカットとして。



 ……ぅぉぉおおおおおおおおおお!!!



 もうもうもうもうもうもう!!(…6回…)個別の小ネタもすんごく良いのがてんこ盛りなのに、レビューに入れ込む余裕がないくらいに本筋が良いのが憎らしい!!電話に謝る際にヘタッと倒れ込む唯の寝ぐせやら!!ゲル状がいいのは何の夢なんだとか!!フジツボ引っ張りすぎだとか!!でももーどれもこれも、あの澪の表情変化とか見せられたら諦めざるを得ん!!


 …いやー…ホント、一体どこまで行くつもりなんですか、この番組は。4コマフォーマットの原作には、多分無いだろうと思われるような細やかな心理描写を、この4話まででも既にガンガン出してきて、でも多分2クールはやるんだよね?……うおおおおおおおおお!!先行きが恐ろしい…また眠ることを(自分に対して)許さぬ夜が続くのか………これは、これはもう、喜んでいいのだよねえええ??!!(結局5時近くだけどもナー)
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:けいおん! - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
なんだかんだ言いながら金曜早朝にレヴューを書き上げるてりぃさんが大好きですw

>でも多分2クールはやるんだよね?
残念ながらBD・DVDの巻数×収録話数及びTBSの夏期の作品が別に決まってるので1クールは確定のようです。
けどTBSアニメは、好評な作品はAIR夏のように特別編を出したり、ひだまりスケッチや女神さま他のように2期が続いたりする事が多い印象があるので、
終わっても今後また陽の目を可能性は大きいのではないでしょうか

まあ先のことはおいといて、とりあえずは放送中の今を楽しみたいです(^_^)


あと、CMでもやってますが掲載誌の公式で原作試し読みすることはできますよ
1巻の試し読みでしたらアニメの1話半分くらいに相当する部分が読めますので、4コマをどう料理してアニメ化したのか参考に出来るかと思います。
2009/05/08(金) 05:58:49 | URL | 通りすがりの信者 #-[ 編集]
なんだかんだ言いながら
>通りすがりの信者さん

>金曜早朝にレヴューを書き上げるてりぃさんが大好きですw

愛の告白?!(いやいやいやいや

いやー、ありがとうございます。でも、これだと以前とあんまし変わんないので、どっかで外すとは思うんですが…1クールだと、これでも駆け抜けてしまえそうなところが何とも…。

で、2クールじゃなくて1クールなんですね。そっか、次の作品がもう決まってるんですか…。

Kanon以前は、京アニは1クール作品のみの会社でしたし、「1クールの京アニ」という印象が強かったものですが…Kanon以降の作品はTV MUNTOを除いて全部2クールでしたから、振り返ってみるといやー、変わったなぁという感じですね。今期はけいおんが1クール&ハルヒ新作部分も1クール分という具合なので、ちょっと懐かしい雰囲気になるかもしれません。

4コマの試し読みの件、情報ありがとうございます。せっかく教えて頂いたのですが、私自身は今回も「あえて原作を読まずにとりあえず最後までアニメを見てみる」というスタンスを取りたいと思いますので、失礼させて下さい。すみません。
2009/05/16(土) 09:02:26 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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2009/05/08(金) 20:25:00 | 蒼碧白闇
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