Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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涼宮ハルヒの憂鬱 III 改めて
 待ってくれ。

 正直に言おう。

 さっぱり書けない。



 …ナンで書けないんだろうねぇ。やっぱ、テンションなんだろうねぇ。こればっかりは、自分ではどうにもなりません。人のことはよく見えるけど、自分のことは全然見えない、とはよく言うものだけど、これもそういうことなのか…。



 ダンサーてりぃの憂鬱 III 改めて、ってところかしら?
 
 
 「改めて語る」ことが限られてる、っていうのも、当然にあります。自分にできること自体が限られている上に、そのできることは「もうやり終わっている」んですよね、多分。今「改めて」見て、「改めて」気づくことがポロポロと出てくるぐらいなら、苦労はないんでしょうが…あいにく、もう何度見なおしたと思っているのかと

 作品に、文句はないです。相変わらず、素晴らしい。だけど、「あえて今語りたいことが、それほどナイ」のも、仕方がないと言いますか。

 じゃあ、無理を押してまで書かなきゃいいんですけどね。でも、「記事の一覧をずらっと綺麗に並べたい」という欲求もあるところが、実に悩ましいw

~~~

 3年前の本放映時、シャッフルパターンだとこの「III」は「退屈」の後に放映となっていて、少なくとも「長門は確かにおかしな能力を持っていて、ただの人間とは思えない」という情報が視聴者に伝わったあと、という形になっています。だから、この話でキョンに対して電波な報告をしてくる三人とも、「実は本当のことを語っているんじゃないか?」という風に気付ける仕掛けになっています。

 しかし、今回の時系列パターン(DVDへの収録順序も、ミクルの冒険を除いて時系列パターンに準拠しています)だと、そうしたネタばらしが一切なされていないんですね。この違いは、実は結構大きいんです。主人公(と言っていいんだよね?)であるキョンに対して、「かなり近い距離にいる傍観者」としてではなく、「感情移入もしくは同化し得る対象」として捉える可能性が高くなるのではないかと。

 キョンの立場に立ってしまうと、長門の話は電波そのもの、みくるの話も怪しげ至極、だけど古泉もそれを言ってきて「一体どうなってるんだ?」と半信半疑に…という感じでに受け取ることになりますよね。「信じられるわけがない」というレベルから、「どこまでが本当なんだ…」という風に、段々キョンの認識が変わっていく過程を、視聴者も味わうことになる…。

 演出が、その過程をなぞるように変化しているのに、今回改めて気付きました。

 長門と話している時は、大窓に宇宙は現れるわ長門の話にかぶって現れる文字の羅列は判読しきれないわ視界はゆんゆん歪みに歪むわと、キョンの動揺の大きさをこれでもかと表しまくっているわけです。それが、みくると話している時には、魚眼レンズ的な視界の歪みや異常さを秘めたアングルなどは多用されるものの、それ以上のスペクタクルな(笑)描写は鳴りを潜めていて…最後の古泉の話に至っては、アングルの妙だけになってますよね。キョンの捉え方が、「トンデモ」から「マジかよ…」に変化していくさまを、きちんと追っているわけです。

 シャッフルの産んだ効果は、絶大なものがありました。だけど、シャッフルを元通りにしてもなお、ちゃんと残っているものがある。もう、フラットな目線では見られなくなっている私ではあるのですが、これにはちょっと驚きましたね。

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 「不機嫌」「不快」などではなく、「憂鬱」という言葉が選択されている、6話までのこのシリーズ。「憂鬱」という言葉には、静かに沈降していく、しかしどうにもならないレベルの重み、そういうイメージがありますよね。この「III」でハルヒが示しているのは、まだ「不機嫌」とか「不快」で済んでしまいそうな、そういうレベルのものに見えます。

 長門・みくる・古泉による、ハルヒを取り巻くこの状況の説明が多いので、どうしてもそこに意識を持って行かれがちなんですけど…この「III」は、ハルヒが「憂鬱」に向けて進んで行ってしまう、その端緒が描かれている話でもあるんですよね。EDのキャストの部分が、ハルヒとキョンだけドデカ文字で描かれたことは、当時のレビューでも触れた非常にわかりやすい一例です。そして、シャッフルでの放映がまた、「ハルヒの様子」の差がそれを教えてくれる効果も生んでいましたが…今回の時系列放映では、「ギャップによって」ではなく、「リニアーな流れに乗って」ハルヒの変化を見ていくことになります。

 そこを、楽しむべきなんでしょうね。あえて、改めて見ようとするなら、そういう風に気持ちを切り替えねば。

 つーわけで、周回遅れ(再放映に周回遅れも何もないですが)での改めてレビューはこの辺で。しかし、今こうして見直して見ると、随分とエヴァっぽい演出が多いのがまた何ともw
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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