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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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ストーリーものの行き着くところは皆アニメ化なのか
 まあ、そんなわけはないんですが。

 本屋に平積みされているような、そこそこ売れてるマンガの単行本を見るとですね、どれもこれも「○月よりアニメ化!!」みたいな文字が躍っていて、激しく萎えるのでありますよ。いや、わかってますよ?それが単なる宣伝なんだって事は。別に「この作品はアニメ化の域に達した!」みたいな事を喧伝しているのではなくて、メディアミックス的な宣伝の一手段として、オビにそのことを歌っているに過ぎないんですよね、それはわかってます。だけど、「理性」ではそう思っていても、こうもたくさんのオビに、口々に「アニメ化!」とか書かれると、どうにもこうにも「感情」が異論を挟んでしまいます。何だ何だ、お前ら揃いも揃って異口同音にアニメ化のことばかり!!この作品の面白さを伝えるべきところに、異母兄弟のことばかり書いてどうするよ!!とね。

 「異母兄弟」、と書きました。そうです、似てはいるし、父親~原作~は一緒であっても、母親~制作者~は違うんですよね。
 

 「制作者が違う」ってことは、「別なものになる」ということです。メディアが違うから出来上がるモノも違って当然、というのもこれまたありますが、仮にメディアが一緒であったとしても、制作者が違えば違うモノになって当たり前です。

 だから、私が熱狂的に好いている監督・スタジオが手がけるようないくつかの例外を除けば、好きな作品のアニメ化は、別に喜ぶべき話でもなんでもありません。いやむしろ、不安の方が先に立つケースの方が圧倒的に多いです(笑)。放映地域に当たれば最初ぐらいは試しに見てみるかも知れませんが、ダメだと思ったら潔く撤退。チャンスに恵まれなければ、そのまま見ない、ということだってあります。

 そんな立場からすると、平積み書籍のオビに踊る「アニメ化!」の文字は、薄ら寒い感情しか呼び起こさないんです。ふぅん…それで?って感じ。テレビアニメになるような作品なのかーって手に取る人には、「騙されるな!」と声をかけたくさえあります(そりゃさすがに大きなお世話だろw)。

~~~

 アニメ会社が死ぬほど乱立していることの弊害に違いないのですが、独自のオリジナルストーリーを紡げる人材の圧倒的な不足のためゆえ(何の根拠も無いけど、アニメに限らずTVドラマもそうなっている現状を見るに、そう思わざるを得ません)、コミックにしろラノベにしろ、そりゃムチャだろーと言うべき量の「青田買い」が毎回行われています。作品としては、まだストーリー的にも序盤で、先行きがどうなるのかわからなくても、すぐにアニメ化。作者的には、まだ処女作で作風も固まっておらず、成長途上であっても、お構いなしにアニメ化。自らどんどんリソースを使い潰していっているようなこの現状、目を覆わんばかりと言わずして何と言いましょうや。

 手塚治虫先生にとってそうだったような、目指すべきところ、一つの境地。そういう気概を傾けてのアニメ化、というケースもあるかもしれません。或いは、原作者とアニメ制作会社とががっぷりと4つに組んで、いいものを作り上げようという思いに技術を存分に注ぎ込んでのアニメ化、というのもあるでしょう。まあ、それらが常に売れるとは限りませんが…だけど心情的には、「思いも技術もないけど、会社存続のためには作り続けなければいけないからとりあえずアニメ化」というのに比べればナンボかマシなんじゃないのかなと。てか、「とりあえず」て。そんなことを思っている人がいないことを強く願いますけど、ホントにいかねないからコワイ。

 何だかまとまりがなくなっちゃいましたけど、「何でもかんでもアニメ化」というのは、私はあまり好きではないし、あまり健全でないものも多く含まれるおそれがあるんじゃないか、というお話でした。別にいいんだよねぇ、アニメ化されなくたって。ねぇ。
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コメント
この記事へのコメント
基本的に
好きな漫画のアニメ化は、子供のころから好きなものではありませんでした。原作を超えるアニメに出会ったことが無かったからです。劣化コピーの量産に嫌気が差して何年もアニメ自体から遠ざかっていました。

アニメをまた見るようになったのは、2年前にたまたま見かけたハルヒの映像美と、演出に特に表れている総合的なセンスに引き込まれたからです。それ以来、京アニの丁寧な制作の姿勢には頭が下がります。それから、少数に過ぎないかも知れないけれども、他にも面白いアニメがあることを知りました。

今大好きな漫画の一つである『よつばと!』がアニメ化していないことは、私にとってはとても嬉しいことです。原作者がアニメ化を拒んでいるのならば、どうかこのまま漫画の強みを活かしていって欲しいと思います。

それではclannadまで仮眠でも取りますかwww
2008/10/02(木) 22:41:06 | URL | カンゾー #-[ 編集]
確かに、「原作を読んでる作品のアニメ化を見るとは限らない」し、「アニメでハマッた作品の原作を読むとは限らない」ですねぇ…。

私は漫画という媒体を積極的・継続的に読むという習慣がありません。
だから、前者のパターンは、そもそもアニメになる漫画を事前に読んでいる、という経験が殆どありません。
「アニメ化される(された)」という情報をキッカケに、興味を持って漫画に手を出すこともありますが、今度はその漫画に手を出すことと、実際に作られたアニメを見るか否かは全く別問題でもあります。

後者のパターンの場合、そもそもの話として、「そのアニメが魅力的である」ことと「原作を読みたい欲求を起こさせる」ことに、それほど強い相関関係はないような気がします。
アニメの出来がそれほどでもなかった「H2」は、今では自宅の本棚に欠かせない愛読書。
常日頃から“私の精神安定剤”とまで公言している「名探偵コナン」はコンビニで立ち読みする程度。
時代を代表する作品(ただし私限定^^;;)である「ミルモでポン!」や「きらりん★レボリューション」に至っては、まともに読んだことすらない……といった具合です。

うまく話のオチを付けることができませんが、記事に述べておられる「別なものである」という認識は、私も割と身をもって知っているのかな、と思いました。

ちなみに、ゲームやライトノベルは、漫画に輪をかけてやりません&読みません。
ライトノベルの数少ない愛読作品が、「キノの旅」「マリア様がみてる」「涼宮ハルヒシリーズ」で、いずれもアニメ化前からのファン……選球眼が良いのか悪いのか分かりません(^_^;)
2008/10/03(金) 00:52:33 | URL | 加嶋 #Z8QTjApg[ 編集]
兄メカ
>カンゾーさん

>劣化コピーの量産に嫌気が差して

あはははー、そういう感覚、自分的にも覚えがありますねぇ。もっとも、私は世間的には大評判の渦だったガンダムを全然見なかったり、あれだけタク方面では絶賛を以て迎えられたマクロスに全く興味を示さなかった「妙な子ども」だったので、半分ぐらいは自分の個性ゆえ、という気もするんですがね。

カンゾーさんはハルヒが契機になったとのことですが、私は月並みではありますがエヴァの体験がデカかったですね。必ずしも諸手を上げて、ということではないんでしょうけど、エヴァがなかったらこのフィールドに戻ってくることさえなかったのは間違いないと思います。

>『よつばと!』がアニメ化していないこと

私自身にとっても、原作が好きで、かつアニメ化の必要を感じない作品の一つですね。ただ、この「よつばと!」を読むようになったきっかけが、あずまんが大王のアニメ版だったりするので、自分としてはちょっと複雑な思いです。自分にとっては、「アニメがきっかけになって原作に興味を持つようになった」という、希有な例です。とは言え、原作マンガはその後全巻買い揃えて、繰り返し擦り切れるほど読んでいますが、アニメの方は一向に見返す気にならないという(笑)。

あ。自分のそういうケースが、もう一個だけありました。「うる星やつら」がそうですなw

>clannadまで仮眠でも取りますかwww

嫌がらせか!嫌がらせだな!畜生、オレの代わりに早朝レビューでも何でも書きやがr…いやいや、すいませんついつい言葉が汚く…。orz


>加嶋さん

>私は漫画という媒体を積極的・継続的に
>読むという習慣がありません。

私もあんまり…という感じですな。少なくとも、「マンガという媒体」に対しては、「積極的」でもなければ「継続的」でもありませんね。「積極的に読むマンガ家」としては高橋葉介さんがそうだったり、「継続的に読むマンガ」としては少年ジャンプの一部のマンガが該当したりしますが。

それで、その両方に対して、アニメ化の話が出ても全く心揺さぶられない、と言うね(笑)。

>「そのアニメが魅力的である」ことと
>「原作を読みたい欲求を起こさせる」ことに、
>それほど強い相関関係はないような気がします。

いつもながら適確でございますね。「アニメの魅力」は、文字通り「そのアニメの魅力」なのであって、「原作の魅力」を必ず担保するものではありませんものね。

「その作品そのものの是非」は別なんですが、美味しんぼの中で海原雄山が言っていた話が今でも記憶に残っていまして。「モーツァルトのレクイエムの後半は、死後弟子が作った。神業と言える前半に比べ、後半は凡庸そのものだ云々」というくだりなんですが…。一見して似ているからと言って、究極の何かを類似品で代替させるなど以ての外、という論調が続くわけです。

仮に、究極の原作があったとして、それが必ず究極のアニメになるかと言えば「否」なのでしょうし、逆もまた「否」なのだと思うのですよ。まあ、言い方が少々極端ではありますが、要はそういうことなのだろうなと思います。

>ちなみに、ゲームやライトノベルは、
>漫画に輪をかけてやりません&読みません。

あははは。私は、輪をかけてって程ではないですが…でも、ゲームにはホント、縁遠くなりましたねー。「ゲーム体力」なるものが隠しパラメータで存在して、それが年を追う毎にみるみる減じていっているという実感がありますもん。いや、DDRだけは別格ですが(汗)。
2008/10/03(金) 22:05:15 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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