Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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AIR 第十話 ひかり -light-
 まーさ。毎回毎回、冒頭で壊れるっつー書き方ばかりなのもゲイがないっつーかさ。たまにはふつーに行こうや。ふつーに。できるだけふつーに。ふつーを装って、と。




 …が…。


 がおおおおおお!!!

 。・゚・(´Д`)・゚・。



 (意訳:ムリでした)
 尺の足りてないことについては、いちいち触れませんよ、と。その制限の中で上手い!と感じたところが今回も多々。良かった点、ちょっと残念だった点、思いつくままに挙げていきます。

 まず、往人の顔を徹底して正面から書かなかったことは非常に高く評価したいです。前回のラストで、そら=往人ということをほとんどわからせた上でのダメ押しですね。ちなみにゲーム版では、DREAM編では往人(=プレイヤー)の顔が一切見えず、AIR編では常に往人の顔が見える、という状態になってます。アニメではDREAM編にあたるところで往人の顔が常に見えているわけなので、こういう見せ方を取ったのでしょう。ゲームとアニメというフォーマットの違いを的確に理解した上で、実に効果的な手法を採用しています。お世辞抜きでプロの仕事だと思いました。

 そして、そらにも一部を除いてほとんどしゃべらせない、という一貫した姿勢がまた好感触。これまでの話でも、人物の心境をモノローグとして語らず、徹底して映像表現で見せようというこだわりを貫いてきているだけに、「AIR編」でもその信念を貫き通そうというその心意気に惚れました!好きだ!京アニ!

 一方、今回の作画については、安定しているとも言えますし、AIR全体のレベルからするとところどころ乱れ気味だったような気も。いや、決してうるさく言うようなものではないんですよ?自分は見てないんですが、各所でレビューされているネ(略とかの荒れ方とは比べものにならないと思いますし。でも、さんざイイものを見せて頂いたおかげで、高いレベルを基準にして見る癖が付いちゃってます。本当に、人間というのは高望みする生き物なんですね。

 サブタイ表示前の少年少女に滝漏れ。いきなりかよ!たまんねぇよ、もう!ここは原作体験者の特権ですな。BS-i版がお初の方も、最後まで見終わったら、是非再観賞して唸って頂きたい部分です。ホントに、ハズしませんねぇ、こういう重要な部分は。描写も丁寧。二人の一挙一動に目を奪われます。素晴らしい。また、ここに限らずですが、「そら」の目線を示すアップが実に効果的に配置されていて、何度も唸りました。

 晴子さんの目攻撃は、ちょっと薄味。また、学校から出てくる観鈴ちんの「泣いたらダメ」もちょっと薄味。この辺は、原典の方が強力だと思います。逆に、アニメ版の方が端的に見せていると感じたのは、佳乃、そしてだいぶ後の美凪の、二人のサブヒロインのシーン。セリフの一つ一つが濃縮されていて、実に良いです。美凪のセリフには思わずじわっと…。誰だこの2人のシナリオはおまけだとか言ってるのは!(注:割とみんな言ってます) ホントに、キモはハズしませんね。多分、この2人の出番はこれで終わりに違いないのですが、余韻の残る、いい出番だったと思います。そういう部分とは全く別なところでは、そらが学校に突入する辺りは不覚にも大笑いしたっす。アニメではここは上手く見せられるぞ!ということをわかって作ってますよね。

 往人と出会うシーン、往人の「ラーメンセットォォォ!」にひるみ、深呼吸のために両手を広げる、という展開に、脱帽。なんで両手を広げて、一心に風を受けるかのような仕草をしていたのか、という疑問に、これ以上ない説得力ある説明を与えています。こういう「原典にはない部分の補足」のセンスの良さにはいつも感心させられます。この辺も、「神」とか言われる所以だろうと思いますね。

 ちょっと見返してみる…(第一話冒頭観賞中)…いやー素で泣けるよ!とんでもないよこのアニメ!

 中盤のすっ飛ばしは、致し方ないところでもあり、それでも落としちゃ行けないとこはちゃんと拾ってます。原典の方が味わい深い部分も結構ありますけどね。また、敬介の訪問シーンを加える辺りもセンス良し。素敵。

 晴子の神社激突シーンにはワラタ。そりゃないだろって勢いで。やりすぎだよ!(大喜び)そうかと思えば、「それでもウチはあのこの親やあらへん」と言いながらぬいぐるみをぎゅっと握る描写とか、どこまで人の心を乱せば気が済むのか!頼む!もっと乱してくれ!<変態かも

 Bパート。Aパート以上に、前半は駆け足ちっくになります。ただ、基本的に第一話~七話をトレースする展開ですので、このぐらいの方がむしろよいのかも、という気もします。この辺はたぶん、賛否両論。そんな中で、セミエッグはやっぱフォローしましたね。アコーディオンカーテンや、汗タラーのそらが素敵。まいか(さいかの妹)についてはちょっと描写不足かも。原典で補完の必要有りと思います。

 観鈴ちんの発作シーン辺りから、心がざわつき始めます。観鈴が「ありもしない傷み」を感じるのが背中、というのも、確かアニメオリジナル。スタッフが原典を十分に咀嚼した上での納得感のあるプラスαで、実に良いです。

 「一人きりになっちゃった…本当に一人きり…」で決壊。これで泣かずにいられようかいやいられない!(反語) 地団駄で更に嗚咽。でも、ホントの涙はその先にありました。

 記憶を取り戻すそら。そして再生する往人の意志。いや、すいません、この展開、全部知ってるんですけど、何でこんなに泣けるの!ほらそこ!「どこにも行ったらイヤだよ!」とか言わない!言うなって!ダー!

 結局、レビューを書き終わるまで3回見直して、3回とも泣きました。何やってんだ、オレ…。

 「ゴールに辿り着くまで、頑張ろうな」という言葉は非常に胸に染みます。そのゴールまで、あと2回。次回「うみ -sea-」もメチャメチャ辛いけど、もう少し頑張ろうね。てりぃちん、ふぁいとっ。(爆)

 …まずは、こんな時間まで起きていて、明日の仕事を頑張ることの方が先決だがな…。。・゚・(ノД`)・゚・。


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コメント
この記事へのコメント
がお(;Д;)
嵐の前の静けさというやつですか…
いや、静かじゃありませんでしたが。

微妙と思ったところもありますが、面白いところもたくさんある。というかAIR編序盤を良くここまでまとめられたなぁ…という感じですね。
ギャグも面白いし、観鈴が絶望して感情剥き出しにして泣くとこなんかもうかわいそすぎ(つД;)
逆に観鈴が学校出て往人に話しかけるまでの独白。あれがすごい好きなシーンだったんですが結構アッサリめで終わってしまって…尺の問題なんですけどね…これも法師達の呪いなのか(爆)
ゲームで魅せられる表現>アニメで魅せられる表現
だった10話だったと思います。

今回、自分は本編では泣けませんでした。本編では。
だがしかし…あの必殺の次回予告…
無理。無理無理無理泣きます泣けます泣いちゃいます!!
劇(略 なんかより数億倍破壊力がありましたよ。一週間後に涙腺が破壊されること確実。みなさん、生理食塩水とバスタオル3枚は用意しましょう。

来週が楽しみでもあり、恐くもある…それでは……(;Д;)
2005/03/11(金) 13:00:20 | URL | はぐれDDRer人情派 #US7Is6OM[ 編集]
無駄無駄無駄無駄
ども。

てりぃはですね、前回もそうでしたが脳内補完機構がぱーふぇくつに働くようになって、とってもイイ感じですよ(笑)。足りない部分は補えばイイ。こぼした水はまた汲めばイイ。そんな感じです。こういう状態になってしまえば、本人はとっても幸せですヨー。レビュアーとしては失格ですが(苦笑)。

そんなわけで、私は第十話も存分に堪能致しました。次回も更に壊れていこうかなと思ってます。はぐれさんも一緒に逝きます?(笑)
2005/03/11(金) 20:46:14 | URL | てりぃ #MbZWXbZ6[ 編集]
あ!
今気がついた。TV版の国崎が緑川光じゃなかった理由。
そらの声も当てないといけないからなんですね。
2005/03/13(日) 14:00:52 | URL | B2Z #-[ 編集]
小野大輔さん
えー、すんまそん。小野大輔さんは動物の声をあてるのが得意な人なんでしょうか。声優にはあんまし明るくないもんで。

緑川光も、ヒイロ・ユイぐらいしかわからんし。うすー。
2005/03/13(日) 18:35:24 | URL | てりぃ #-[ 編集]
緑川光はビッグネームなので動物の声をやってもらうのには抵抗があったのでは、という意味です。小野さんには申し訳ないですが。
2005/03/14(月) 20:16:46 | URL | B2Z #-[ 編集]
あ、なるほど
そっか、緑川さんてビッグネームなのね。<モノ知らず 検索かけてみたけど、相当なRO廃人だ、というのがわかったぐらいで(笑)。
2005/03/14(月) 20:47:45 | URL | てりぃ #-[ 編集]
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