Old Dancer's BLOG
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イエローマジック歌謡曲
 現在YMO楽曲の販売権?を持つSony Musicが、何度目かのYMOキャンペーンを張ってます。2/23にキャンペーン第一弾として発売された5組の一つが、この「イエローマジック歌謡曲」。いわゆるコンピレーションもので、内容は「YMOの3人のいずれかが、YMO結成期間中~散開後数年までに制作に携わった歌謡曲を集めた」というものです。

 イエローマジック歌謡曲 (MHCL-490~2)
 正直言って、これ、買おうかどうしようか相当迷いました。3枚組、全55曲と収録曲数は申し分なく多いのですが、私の知らない曲がかなり多い。知ってる曲は知ってる曲で、既発のCDに収録済み、当然家にもある、というのが多くて。本当に欲しいわずか数曲のために、野口英世4人をポン、と放るほど裕福じゃないんですよ…。ヨドバシ店内を3周ぐらいした挙げ句、「ええい、ままよ!」とか叫びながら(そう言えばこの「まま」ってどういう意味だろう…)、目をつぶってレジのおねいちゃんに差し出しました。

 それだけ唸って「ダメもと」の心境で聞いたせいでしょう、今はまあそこそこに満足しています。収録曲一覧は、上記リンク先のアマゾンのページをご覧いただくとして、個人的にツボった辺りを。

DISC-1
01.Yellow Magic Carnival / マナ
 これ、Tinpanの曲ですよね。細野晴臣が歌っていたのを、サンストで聞いた記憶があります。歌っている「マナ」という女性は、その後 ドラゴンボールZのED曲「でてこいとびきりZENKAIパワー!」やハウスシチューCM曲「家へ帰ろう」を歌っているらしい、と。味のある歌声で、細野さんの元バージョンよりもいいかも。

08.Carnaval / 大貫妙子
 うお!こんなピコピコしたエレクトロベースの曲も歌ってたのか!この曲が収録されてるという「ロマンティーク」は聞いたこと無かったからナァ…。ライナーの文章をかみ砕くと、セールス的な不振時代の試行錯誤の産物、とも取れますね。

15.コンピューターおばあちゃん / 酒井司優子
 購入を後押しした曲の一つ。NHK「みんなのうた」の割と有名な曲ですが、最近の「みんなのうた」のCDには、坂本龍一がアレンジした原曲ではなく、別の人がアレンジし直した「別もの」しか入ってません。原曲も、似たようなコンピに以前一度だけ収録されたことがあるのですが、現在廃盤でオークションでも5000円は下らない、とあって、長らく片思いが続いていました。
 やっぱ原曲はいいわー。坂本の「稚拙な味わい(立花ハジメ談)」のドラムもいいし、電子音が絶妙なバランスで絡んでいて、もうたまりません。ライナーによるとこの曲、坂本版以外にも久石譲、笹路正徳、難波弘之が編曲しているらしいんですが…。私はやっぱりコレがいい。

16.ティアドロップ探偵団 / イモ欽トリオ
 胸キュンに対する過激な淑女のような、不幸な位置づけの曲。これもどうしても欲しかったトラックですね。確かに「ハイスクールララバイ」に比べると受ける要素には乏しいんだけどさ。イントロのドラムが、実はライブ版コズミックサーフィンを模していたことに気づいてびっくり。音色は、アルバムBGM以後の匂い~絶妙のひねくれ具合が見え隠れして、やっぱ好きです。それが売れなかった原因の一つなんだろうけど。

DISC-2
02.サマルカンド大通り / スーザン
 もろ、音色が中期YMO。2/23発売のCDの一つで、これを聞くまで全くのノーマークだった「コンプリート・スーザン」を、買わないといけないのではないか?とちょっと浮き足立ってます。そのぐらい好み。

06.しあわせ音頭 / 柏原よしえ
 大爆笑。細野さん、趣味全開すぎ!ライナーにある「沖縄音階を使った変態音頭」という一言がこの曲を端的に表しています。いやーとんだ伏兵だった。この曲が聴けただけでも、買った価値があるかも。この怪しげな曲をけなげに歌う柏原よしえはエライ!ひらいてむすんで手拍子ホイ!

07.コズミック・サーフィン / コスミック・インベンション
 コスミック・インベンションはねぇ。キライでしたねぇ。日本のシンセ会社の社長の娘がメンバーで、機材ウハウハっていうだけで、激しく嫉妬しましたもの。しかも細野晴臣の寵愛を受けて前座までやってたっしょ?もうね、ねたましくてねたましくて。オレだって機材さえあれば、って勘違いかつ筋違いの怒りをぶつけていたものですよ。
 で、実は彼らの曲はまともに聞いたことがなかった(笑)。恥ずかしながら、今回のコレが初めてです。この曲は、彼らのラストシングルのカップリング曲だそうで、彼らも前座などでよくカバーしていたYMOのアレに、歌詞を付けて歌っちゃっているというものです。で、どうかというと、思いの外、歌が上手くてびっくり。アレンジは細野さん自らが手がけているので問題なし。パブリックプレッシャー収録のライブ版をベースに、ところどころ独自のおかずを加えている感じ。そして、問題の歌詞ですが…。これまた爆笑もの。「キラキラキラキラ~」はいいとして、「ショワショワショワショワ~」はどう聞いても変。近田春夫、何を考えてこんな歌詞を付けたのか。

DISC-3
15.NEO-PLANT / 如月小春
 どうしても欲しかったトラックの筆頭がコレ。未来派野郎の制作とほぼ同じ時期に作られたこの曲は、当時の坂本龍一の曲作りの良い部分が煮詰まって全部入ってる感じ。とにかく格好いいんですよ。今や癒し系の先鋒みたいに言われることの多い「世界のサカモト」が、まだとんがっていた頃の最高傑作の一つとして、手放しで賛美したい曲。
 この曲は「都会の生活」という如月小春のアルバムに収録されているのですが、これまたご多分に漏れず今や廃盤、オークションでも下手すると万のケタに行くレアアイテム。買える時に買っておかなかった自分の愚かさを呪いながら再発を待ち続けていたので、今回の収録は本当に嬉しかったのです。しかも、多分今までCD化されていない12inch verですよ!素晴らしい感動した!でも、コレを聞いて喜びにむせびながら、やっぱし都会の生活に収録された別ver2種も欲しいナァ、と思ったり。人間の欲望はとどまることを知らないわ、ホントに。

16.SIAM PARADISE / 少女隊
 音色がNON-STANDARDそのまま。時代ですねぇ。少女隊っていうと再結成時の十兵衛ちゃんのテーマソングぐらいしか知らなかったから、これは激しく意表を突かれました。実は相当にとんがったグループだったのか?…いや、まあ細野さんの趣味が出ただけでしょうけどね。

 いいことばっか書きましたけど、不満もいっぱいありますよ。これはちょっと…と首をかしげる出来の曲も少なくないですし。まあ、それは百歩譲っていいとしましょう、それでもファンには堪らない宝物、というのは理解できますしね。ですが、今でも普通に入手できるCDに入っている曲がポロポロ入っているのはどうかと。矢野顕子の春咲子紅とか、前川清の雪列車とか、安田成美の風の谷のナウシカとか。これ買うのはコアなファンでしょ?そんな人が当たり前に持ってるorいつでもその気になればゲットできる曲は省いて、別なレア曲を入れて欲しかったよ。戸川純の玉姫様とか、そもそも歌謡曲ですらないだろうと。あ、それ言ったらNEO-PLANTも違うかごめんなさい(笑)。あと、郷ひろみ、スーザン、真鍋ちえみの3人は、同時発売のCDに入ってるんだから、せめて1曲ずつにすべきだと思いますね。一緒に大人買いする人がダブリまくって可哀想じゃない。

 まあそんなわけで、露骨な商魂とファン心理の狭間で悩みながら、でも自分的にはいい買い物だったと思ってます。まあ、同時発売の「テクノマジック歌謡曲(雰囲気がそれっぽいけどYMOは一切関わってない曲たち)」の方は絶対に買わないけどね!さすがに。ファンをバカにしてるのかと。
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