Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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Re:キューティーハニー 天の巻
 想定を遙かに上回る出来映えに全俺が吹いたw


 TSUTAYA DISCASのレンタル第一弾として、Sola 第一巻とセットで借りたわけですが、この組み合わせが正しかったことを、そしてこの順での鑑賞が更に正しかったことを実感。 ある意味、対極にして究極じゃないのよ。Solaに備わる「ベースが静かであるが故の揺さぶり」は、それはそれで好きなんですが、フラストレーションが溜まる部分も少なからずあって、でもそのほとんどがこのRe:キューティーハニーで完全に払拭されるというこの小気味よさっ。

 「萌え」とか「エロス」とかいうカテゴライズが泣いて逃げ出すようなこの「エッチさ」加減はどうですか!しかもそれだけに留まらず、思わずコブシを握るアツさも、息もつかせぬスピード感も内包して、一気に畳みかける極上の「娯楽作品」として仕上がっているとは!この作品に興味を抱きつつも、警戒しまくって今まで見ずにいた自分を底なしで恥じるとともに、今こうしてこの作品を愛でることの出来る自分を心から誇りたいっ!天に星、地に花、人に愛をっ!愛の戦士・キューティーハニー、最高だーっ!!
 
 バンクが目に見えてわかるほど多いとか、動かさずに済ましている部分が多いとか、そういう部分は見ていて確かにわかるんですけど、それが気にならないほど面白いってどうなのさ。その理由は多分、一枚一枚の「絵」そのものが、単体でとてつもないケレン味に溢れているからじゃないかしら。「静止画」がそれだけで「動きのある絵」なんですよ、どれもこれも。しかも、それをグンバツの演出で、時には連射し、時には絶品のカメラワークでなめて彩っているものだから、アニメ表現としてこれも「アリアリアリアリ」って思っちゃうんですよね。

 言い方を変えると、どれもこれも「スタイリッシュ」な絵であり、同時に「いい感じのデフォルメ」が効いている絵ばかりで、すぐにその世界に引き込まれていっちゃうのですよ。リアル指向のアニメに慣れきった身にはかなりの違和感を冒頭で覚えますが、ものの数分で、この「マンガ的な世界」にどっぷり。質感がナンだ、リアリティがナンだ!マンガってそもそもこうだろ、アニメって元々こういうモンだろ!!

 これは正しく「永井豪ワールド」の再現なんですよね。ネタ的にも、ちょろっと不動明&美樹らしき人物がいたり、けっこう仮面の登場シーンを彷彿とさせるセリフがあったり、もっと堂々とポコイダーやタマイダーまでが出てきたり(死ぬほどワロタ)もしているんですが、そういう「ネタ」ばかりでなく、表現の隅々までがこの上なく「永井豪先生のマンガそのもの」と思わせる辺りが痺れます。

~~~

 ハニーとは切っても切れない「エッチさ」の部分にしても、近年の青少年煩悩直撃なエロ指向作品にありがちな「ウェットな感じ」は全然無くて、カラッとしたエッチに徹底されているのが実に素晴らしい。誤解を恐れずに言えば「いや~ん、まいっちんぐ」で終われるエッチなんですよ、どれもこれも。いやまあ、アングルがさすがにエロ過ぎるだろ、とか、ここで乳揺れ出す必要あんのか?というところもたっぷりあるけれど、でもなーんか違いますよね、コレ。この数年目にするようなやたらと汁ッ気の多いのとか、登場人物の思考がとにかく「性交」方面に向かっていく猪突猛進型になってるのとか、ギャルの方がむしろ「その気」になっていくところに視聴者がフォーカスせざるを得ないようなのとか、そういうのとは違うんですよ。だから、この下半身に猛るものを如何にせん、というような、「生殺し」で終わるようなものは一切なく。どんなにイヤらしくても「いやんもう、エッチねぇ」「あーあー、オトコってエッチな生き物だよなぁ」で済ませられる潔さというか。昭和の世界だよね、こういうの。

 だから、エッチなカットに対する「ドキドキ」と、ストーリー展開の激しさに「ドキドキ」する部分とが、シームレスに自分の中で合致するんです。「萌え」と「燃え」が気持ち悪くアタマのどこかで分離している感覚を味わいながら、無理矢理自分の中で整理をつけて見続ける必要は一切無く、思うままに画面に身を委ねてオッケー!な感じ。

 「燃え」と言えば、アクションシーンにかけられているパワーもハンパでないです。序盤では「そういう方法論で行くのか」と思わせていた、省力化した方向でのバトルがまるでウソだったかのように、後半のアクションの密度は激・高い!これが前半の「手抜き感」としてではなく、順当に「メリハリを効かせた構成」として受け取れるので、見ている側も非常に気持ちが良いです。あーもーなんだ、べた褒めじゃねぇかオレ!

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 そういう良きものが、ほぼ全てOPの中に集約されていて、OPフェチな自分としてはもうたまらんですよ。これまでに何度見返したことか、でも何度見ても飽きたらぬこの中毒性!ポップであり、フェティッシュであり、ああ、そうだよ、これがキューティーハニーだよナァと思わせておいて、後半でそれらをひっくり返したかのようなジルとの一騎打ちが?!いやっ!燃えちゃうっ!カッコイイっ!オチも付いて終わったとこでもー一回リピート、それを延々繰り返し…。そのうち、職場で口ずさんでしまいそうで怖い…。

 BGMも、初代の雰囲気を色濃く残していて絶品!名ED「夜霧のハニー」までフィーチャーされていて、往年のファンには嬉しいところですし。もーとにかく「愛」だよなぁ、それ以外に考えられん…。

 なお、今回借りてみて初めて、監督に今石さん&シリーズ構成に中島さんという、「グレンラガン」体制で作られていたことに気付きました…。総監督の庵野さんは知ってたけど、いやーそりゃ面白いはずだわ…。残り2本も、引き続きレンタル予定。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
補導っ!
>監督に今石さん&シリーズ構成に中島さんという、「グレンラガン」体制

ソウダッタノカ!
そう言われれば、確かに近いものを感じるなあ……シリーズ全体のスピード感?のようなものが。
個人的には天<地<人とどんどん面白くなっていったのですが、果たしててりぃさんがどう感じるのか楽しみであります。
2007/10/17(水) 18:53:57 | URL | 往乃 #QHIXx.pk[ 編集]
遁走っ!
>ゆきのん

>シリーズ全体のスピード感?のようなもの

言われてみれば、のレベルではあるんだけど、やっぱ同じベースにあるかな、と思えちゃいますよね。

地の巻はとりあえず見ました(レビューする余裕がないんですけど)。進んだ部分あり、天の巻にはあったけど地の巻には無くなっている要素ありで、まだちょっと冷静な判断が出来ていない感じ、かな。後日、見直した後にでもレビューしてみたいと思います。
2007/10/21(日) 03:52:32 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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