Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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劇場版CLANNADスペシャルファンBOOK
 これまた、ごくごく一般論として。信者がしばしばいたたまれない存在として目に映るのと同様に、アンチというものもまた不快に見えることが多いように思います。

 愛情と憎しみはベクトルの方向が正反対なだけで、かけている熱量そのものはおんなじなんじゃないのか、てなことはよく思うんですけれど、そこから派生して考えるに、信者がダメでアンチなら良い、逆に信者なら良くてアンチが良くない、ということはどちらも言えないんじゃないのかなぁと。かと言って、何にも「熱」を感じない、沈着冷静な第三者的視点の「論評」なんぞ、面白く読めるかどうか微妙なところですし…。まあ、極端に偏りを生まないように気をつけながら、自分なりの熱を適度に込めて記事にする、というところなんでしょうかね?自分で書いてても良くわかりませんが。

 で。先のMAXI&前売り券と一緒に、やはりこないだのコミケで売られていたスペシャルファンBOOKが届きましたので、「アンチ的視点」にならないよう気をつけつつちょこっとレビューをしてみたいと思います。微妙にネタばれなんかもあるかもなので、読まれる際はその辺をあらかじめご了承いただければ。
 
 実は私、劇場版もTV版もなんですが、アニメ用にキャラデザされた渚の顔見るとちょっと違和感を覚えるんですよね、まだ今のところは、なんでしょうけれど。きっとそれは正面から笑顔を書いたカットが多いせいなんだろう、と今のところは思っているんですが…自分にとっての渚のイメージは、ちょっと斜めを向いて、視線を向かって左の方に振っちゃってて、ちょっとおちょぼ口の、そういうややとぼけた感じの顔なんですなぁ。

 まあ、だからと言って今の段階で文句があるわけではなく、むしろそれは「原作とは別モノ」という心構えを日々新たにしてくれる貴重な仕掛けとして機能しているので、結果オーライというところなんです。だから、このファンブックも楽しく読みましたよ。何でも気の持ちようなんだなぁ、なんてことを思ったり思わなかったり。

~~~

 この本は全32ページ。表紙・裏表紙のみカラーで中身はモノクロ。内容の3分の2ぐらいは、劇場版スタッフ・キャスト・原作KEYの各氏による書き下ろし色紙の写しなので、「読む」というのが適切かどうかアレではありますが。

 しょっぱなには出崎監督の色紙があって、「普通の恋なんてない…」とか書いてあるのが、妙にデジャブだったり。ついこないだ、おウチで見たアニメに似たセリフあったぞー、みたいな。お好きなんですかね、このタイプのモチーフ。

 作画監督の大西さんの色紙には、いきなしネタばれチックなことがさらっと書かれていてひっくり返りました。いや、その、あの、ね、確かに「そういう結末になるだろう」ってオレ自身は思ってたから、構わないと言えば一向に構わないんだけど…いいもんなのか、この時点でそれを語ってしまって。ネタばれOK!な人は以下をドラッグ反転して読んで頂ければ。


前向きなヒロインに
なって良かった。
長生き出来れば
もっと良かったのにネ…



 ちょwww



 いや、アンチとか何とか以前の問題として、やっぱそういうことをこういうモノで語っちゃうのはどうかと思うのですががががが。覚悟決めれってか?いや、元よりそのつもりではあったけどさ…。やっぱアレなんですね、悲恋の物語、でいくのだねぇ…。まあ、あれですよ、劇場版はバッドエンドと割り切ってですね、巡り巡ってきっとTV版でトゥルーエンドになるんじゃないかとですね、そう思えばある意味、原作の流れどおりと言えなくもないかなーとか何とか。…ダメ?

~~~

 後半の原画集では、いくつかのラフが見られます。個人的なお気に入りは原画集3「朋也へにらみを利かす秋生」の図と、原画集5「ウェイトレス渚・3カット」ですかねー。共に、原作からは想像できない突き抜けっぷりが素敵です。これが映像になったらどんな風になるのか、マヂで興味深いという感じ。

 また、絵コンテが2ページだけ掲載されているんですが…あー、ここ、止め絵で上下にパンする例の手法かねぇ、という部分があったりして、いささかも自らの方法論に揺らぎを見せない出崎監督にちょっとビビりました。なんかね、AIRでさんざん叩かれたりして(いや、オレも叩いた側だけど)ちょっと落ち込んだーとか聞いてたんですが、それで己を曲げるようなことはしないのだなぁと。今回も好き嫌いは分かれるんでしょうが、信念を貫くという姿勢そのものはどっちかと言えばオレは好感、かなぁ。

 ラスト2枚は、広報担当者による穴埋めおふざけコラム的な「だんご大兄弟マル秘トーク」。マル秘とは言っても、制作スタッフの赤裸々な何とか、みたいなもんはないので、気軽に読んでおしまい。という具合でございます。分量的にも内容的にも、ちょっと厚めの同人誌クラスという感じでしたね。500円+アルファぐらい、かしら。いや、生まれてこの方コミケに足を運んだことなどないので、感覚論ですけどね。

 来週から上映開始ですし、今週末にも先行上映会があるとか聞きますし、まあ、早いものですよね。三十代で最後に見る映画がこれになるのかも、と思うとまた別な感慨が沸いてきます。あとは、劇場に足を運ぶだけ、だなぁ…。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
なんともコメントし辛いですねぇ・・・(w
オレってば、激情版後悔に辺り、これっぽっちも期待してないし、原作信者を名乗るつもりもない第三者に位置するのだろうか?

 まぁ、傍観なんでネタばれも怖くないんで。

「朋也さん」 の時点でもう別物になっちゃった感も否めないんですが、マルチEDの一部抜粋で、どんだけのことをするつもりなんでしょうかね?

キャラデザも、なんか最初から「前向き」って、どうよ?
渚が(朋也と共に)「正面」を向けるようになることが、この作品のテーマでもある様な、 そんな違和感。
2007/09/08(土) 02:27:35 | URL | ごす #ilk/GieM[ 編集]
ま、ムリはしない方が
>ごすちん

あはは、し辛いところをコメント下さってありがとうございます。

>マルチEDの一部抜粋で、どんだけのことをするつもり

私の予想としては、そもそも「マルチEDの一部抜粋」をするつもりがないんじゃないかな、という感じなんですが…どうですかね?

あの子、逝っちゃうには逝っちゃうんでしょうけれど、あのBad End(つーか必須ルートですけど)を焼き直したものに?…ならないと思うんだよなぁ。そもそも、アフターには踏み込まないだろう、というのが根拠のない私の予想なんですが…はてさて。

既に先行試写会でご覧になっている方もおられるそうですが、私は今週土曜日に封切りと同時に見に行く予定がほぼ確定しましたので、そこで確認して来ようと思ってますよ。さて、どうなりますか…。

>キャラデザも、なんか最初から「前向き」って、どうよ?

これに関して一本記事をしたためたいと思っているのですが、公開前に書けるかなぁ?
2007/09/10(月) 23:13:50 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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