Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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「朝比奈ミクルの冒険」について
 どうやら、らき☆すたの後期EDを彩る「白石みのるの実写パート」の全てを収めたCDが発売されるそうですね。個人的には、まあ、それでも構わないとは思いますが(多分買わんだろうけどねw)、にっくき白石ED!という具合に憎悪をたぎらせている方々にとっては、心労いかばかりかと思いますなぁ…。

 これはある種の悪ふざけだとは思うのですが、それを「度を超していると思うかどうか」…いや、度を超していることは確かであって、それを「許せるかどうか」、って話なんでしょうね。もちろん、作り手はそう思われるリスクも承知の上だろうとは思いますが…その辺、第一期ハルヒの第一回放映を飾った「朝比奈ミクルの冒険」と、実によく重なる気がいたします。
 今となっては良い思い出ですが、あの放映を見た直後は、ホンキで頭を抱えたものです(視聴直後のレビュー)。さてどうしたものかと。この内容に対して、果たしてナニを書いていけばいいものやらと。つーか、これのどこを楽しんだよ、オレ。思えば短い使徒人生だったナァ、ああ、AIRからTSRに至る数々の懐かしき名シーンが、まるで走馬燈のように脳裏を……

 とまでは思いませんでしたが(汗)、これはひょっとしてもんのすごい地雷ナンじゃないだろうか?とは思いましたね。これは大変な作品なんじゃないか、と。悪い意味で。もしそうだとして、自分は一体どうすべきだろう?悪いと思うところに目をつぶり、無理矢理良い感想に自分の気持ちをねじ曲げて、使徒を全うするべき?…それはちょっと違う気がしてそういう風には出来なかったんですが、かと言って「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったんだ!」とか、シンジ君ばりに叫ぶのも、ナンか違う気はしていました。

 人が抱いてきた「とっても好き」という強い気持ちが、一瞬にして反転し「死ぬほどキライ」になる様は、この数十年の人生で何度も目にしておりますが、何度見てもあまり気持ちの良いものではありません。激しい感情は、些細なきっかけでカンタンにベクトルの方向だけを変え、時として強力な「アンチ」を生み出すものですが、そういう様を見る度に思うんですよね。何故、「とっても好き」から「普通」「ニュートラル」に行かずに「死ぬほどキライ」に行っちゃうんだろう、と。結局、自分の感情を対象にぶつけたい、この思いを受け止めて欲しい、という点では、「とっても好き」も「死ぬほどキライ」も、実はあまり変わらないんですよね…。ならば自分は、そんな風にカンタンに反転しないような、緩やかな「好き」を抱いていけないだろうか、そんな風に感じたんです。

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 「朝比奈ミクルの冒険」の視聴体験は、自分にとってはとても貴重なエクササイズとなりました。普段何だかんだと愛を叫んでいても、微妙な出来映えのものを見た際にはやはり呆然とするメンタリティがまだ擦り切れずに残っていること。一方で、しかしそれがマイナス方向に逆流したりせず、冷静に受け止める余力もまた自分の中に存在すること。これらを確認できたことの意義は大きかったですね。その後のハルヒシリーズへの向き合い方を実に熱い方向で維持できたのも、ミクルの冒険でいったんある種のリセットをかけることが出来たから、という気がしています。更にこの二点、今期もらき☆すたの感想書きの際に何度か試される機会を得ていたりするのですが(苦笑)、熱い心とクールな頭を再認識する魔法の呪文として、重宝しているような次第です。

 そんな視点を念頭に置いて。壮大な白石みのるいじりの一環であるあの実写EDの中に、スタッフの白石くんへの愛情を感じ取ることが出来るようになれば、ちょっと世界が変わるような気がするんですよね。いや、まあ、ホントにアレが面白いかと聞かれれば、微妙な点は確かに多いんですけども。でも、その上で「白石自重」という言葉を吐き捨てるように言うのか、それともちょっと笑いながら言えるのかは、きっとあなたが世界から何かを受け取る時に影響してくるのだと思いますので…。
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