Old Dancer's BLOG
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CLANNADオフィシャルコミック3を読んで
 まあ、まだ、最初の1.5話ぐらいしか読んでいないんですけども。

 とりあえず、女の子が可愛く書けてるところが多いのは認めましょう(デッサンについては語れるほど絵の何たるかを私自身が知らな過ぎるので割愛)。1巻ではかなり気になったカット割が妙なのも、2巻以降はすっかり落ち着いた形に思えるし。そういう意味では、「見た感じ」に限定すれば、そこそこ悪くない、という評価を下してもいいかもしれません。

 …ただ。私としては決定的に及第点を差し上げられないところがありまして。それが、「ネーム」なんですなぁ。orz
 文章には文章の、絵付モノには絵付モノの作法があるのだとは思います。だけど、どんなジャンルのものであれ、「面白い!」と考えなしに思えるものは、多くの場合は「淀みなく読める」ものだと思うのですわ。

 その点、このコミックは残念なことに、「ストーリーを知っているはずなのに読みにくい」というレベルを脱していません。そこも、2巻ではちょっと持ち直したかに思えたんだけどなぁ。あれは気のせいだったのかしら。

 例えば、本巻冒頭のことみのお話。これ、1話が丸々「ある教室」の中で起こっている、こじんまりしたお話です。場面転換も必要なく、時間軸にしてもせいぜい小一時間程度という位。ショートストーリーの中でも特別な技巧を凝らすことなくかなりスタンダードに書ける、そういうストーリーのはずなんですよ。なのに、セリフの一つ一つでどうにもこうにも行き詰まっちゃうのはナンなのか。

 私も変な方向にノっちゃうとヤっちゃうんですが、文章が「自分中心」になっちゃうと、自分が当然にわかっていることを「他の人も当然にわかっているもの」として書いてしまう、という現象が起こります。自分では一連の流れで書いてるつもりでも、他の人が読むと論理や展開が飛躍してて、「なんだかよくわからん」というシロモノになっちゃうんですな。これを防ぐには、「他人の目で推敲する」という作業をいつも自分に課して、その繰り返しの中で「読者中心」の書き方を身に付ける以外ありません。で、失礼ながらこの作者さん、その部分がすごく不得手なんじゃないかなと思うわけですよ。

 これ以上くどくどと申しましても詮無いことと思いますのでこの辺で。ま、何だかんだ言ったところで、買ってしまうこちらが悪いとしか言えませんですな。orz
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