Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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仮面ライダークウガ EPISODE6 青龍
 …わからない…どうすればいいんだッ!


桜子「てりぃクンっ!てりぃクンっ!

   『水の心の戦士っ!

    長きものを手にして敵をなぎ払えっ!』

   わかった?!」


 ッ!水の心ッ!そうかっ!!
 
~~~

 え~~~~~。一年近くのご無沙汰でした。不定期の過去作品レビュー・クウガの第6話です。あー、投げないでー、色んなものをー、お願いだからー。

 実は、前回「EPISODE5 距離」のレビューを書いた後、このEPISODE6も鑑賞だけはしていたのですよ。でも、そこでハタと詰まっちゃいましてね。書けないなら後でじっくりと~と思ったのが運の尽きでした。アンケートの集計作業やらNext Hibiki Projectの立ち上げやら人事異動やらに振り回されるうち、ふと気が付けばあれまぁこんなに時間が経ってしまって。その間に、何とクウガのDVDは中古で全巻買い揃えてしまいました。(^_^; でも、その中で視聴済みなのは6話まで、というナンとも勿体ない状況で(汗)。名家のおぼっちゃまじゃあるまいし、「買って満足」してる場合じゃないだろうと。

 余裕がなくて結局今まで放置でいたのですが、最近何だか自分のバイタリティが落ち込んでいるのを強く感じましたので、逆にここはクウガを見るべきじゃないかと。「また力を借りるね」のヒビキさんじゃありませんが、今の自分に不足しているのは五代のあの熱さなんじゃないカナと思ったのですね。つーわけで、半ば強引に、とりあえず復活です。このペースでいくと、全部見終わるのに一体どれだけの時間がかかるものやら、見当もつきませんが、楽しみながらポツポツとやっていきたいなと思います。

~~~

 しかし、先を見るためには、EPISODE6のレビューを先に書かねばなりません。当時行き詰まった部分が自然解消されたわけではなかったので、再びそれと向き合うことになりました。その「当時行き詰まった部分」とは、「サブタイに込められたもう一つの意味を探ること」だったんです。

 これまでのレビュー(以前のレビューは「クウガ特集~クウガ記事リンク集」からどうぞ)でも触れておりました通り、ここまでのクウガの各エピソードに付与されたサブタイトルには、複数の意味合いが込められています。ところが、このEPISODE6は、最初見た時にはさっぱりだったんですなー。「青龍」が青色に変化したクウガ=ドラゴンフォームを指すことはすぐにわかったんですが、もう一つの意味となると…なんだろ?今回のストーリー自体は前回と対になる形で、桜子さんが決意する話のはず。そのことと、「青龍」というサブタイにどういうつながりが?謎解きは難航し、いったんは匙を投げる結果になりました。

 その部分の考証抜きで書くことは出来たと思います。でも、そうはしたくなかったのね。緻密に作られているこのクウガにおいて、他の点では明確な組構造を見せているにも拘わらず、6話のサブタイだけ手を抜くとは考えにくかったんですよ(例えば、5~6が桜子さんの決意する話であるのに対し、1~2は五代が、3~4は一条さんがそれぞれ決意する話となっています)。この先がどうであるかはわからないけれど、この序盤を固めるEPISODE6には、まだ何らかのダブルミーニングが施されているはず!たった二文字に深い意味を持たせてあるならば、そこを読み解かずにナンのためのレビューかと!!

~~~

 一年間のブランクを経た今回、EPISODE5から改めて再鑑賞してみました。そこで引っかかったのは、やはり今回の主役・桜子さんでした。いやー、やっぱきちんと作ってありますわ。これだからおろそかに見られないんですよ。

 冒頭で示したように、決意を固めた彼女は五代に解読の成果を伝えます。ところが、彼女が駆け出した直後のパソコンの画面には、古代文字の解読内容が以下のように映っているのですな。

水 のように 敵を 長いものでなぎ払う 戦士クウガ


 比較してみるとお分かりの通り、桜子が五代に投げかけた言葉とは微妙に違うのです。その、最も異なる部分が「水の心」という言い回し。直訳にはない表現をわざわざ使わせたからには、この「水の心」を示す何かが、今回の映像中でも示されているはずです。巻き戻して探してみると、桜子が決意を固める大きな転機になった、五代の妹・みのりとの会話にそれがありました。

普通に考えて、普通にすればいいんですよ。


 これと同じセリフは、EPISODE5でも五代の口から言われていたため、「これは五代イズム」と勝手に括って頭の引き出しにしまっておりました。でも、その意味をよくかみ砕いていくと、この発想こそが「水の心」である、と言えないでしょうか?大きな難題に対して強く逆らうことなく、流れに身を任せてしまえる、ある種の強さ。それこそが「水の心」として、五代兄妹から語られたのでは。

 その解釈に立つと、今回クウガ以外に「水の心」を体現して疾走しているのは、ナンと桜子さん自身であることがわかります。五代をサポートする決心をした後、とうとうヒントを掴んだにも拘わらず、戦いのさなかにある一条や五代には連絡をとることができず、困り果てた彼女は遂に「普通に考え、普通に行動して」直接五代にヒントを伝えようと駆け出すんです。そう思って彼女のスクーターの爆走を見るとね…もうね…


心おきなく決壊~~~!

だーーはーーー!!



 検問まで無理矢理突破して、すっころんでまで五代の元に駆け付ける桜子さん。彼女はその瞬間、もう一つの「青龍」として輝いていました。そして、戦い終わってのサムズアップと極上の笑顔…。ああ…いいシーンだなぁ…。(TーT)

 こうして一年かけて(違ッ!)、グロンギと戦うスリーマン・セルを形作った三人の若者たち。彼らがこの先、どのような道を歩いて行くのか、時間はかかっても追いかけて参りたいと思います。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
半月遅れで、良いですか?
(ここで停滞しておりましたか…)

記事を読んでも、ドンナ話だったか思いだせなかった為、イロイロとネットで調べ、ようやく思いだせました。(何かが違う様な気もしたけど)

玩具の販売展開がいつも先に思い付く為、サブタイを見て「そうきたか!」と言う反応しか当時は出来ませんでしたが、管理人さんのblogを読むにつれ、最近はサブタイに付いてアレヤコレヤ考えを巡らす習慣が付きました。得難い収穫をありがとうございます。

(クウガについては、時間と場所を表示する意味ってナンダロウ?と考えていました。時系列による行動の制限だけだったのかなぁ?いまだに答が出ていない…)
2006/11/29(水) 14:27:24 | URL | えころ #-[ 編集]
くうくうくうが
もちろん良いですよ~。

サブタイ考証は楽しいんですが、やり過ぎちゃうと「本末転倒」になっちゃうので要注意です。最近、Kanonもそういうきらいがあるんで、本来の「壊れレビュー」に再帰したいなーとか考えてる自分がいます。ま、こういうことって大概「思い通り」にはならないんですけどね。

場所と時間を表示する意味については、まだ鑑賞途上ゆえ判断保留ながらも、「リアリティを持たす手段としての演出」ではないか、とは思っております。
2006/11/30(木) 03:17:48 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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