Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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トップをねらえ2!完結
 制作開始から2年あまり。ついにGAINAX渾身の一作「トップをねらえ2!」が完結しました。各一話ずつのみ収録のDVDが6千円超という価格の高さと、完成度のあまりに高い一作目の「柳の下のドジョウ」に対する警戒心から、つい最近になるまで目を背けてきた私でした。しかし、こうして最後まで自分の目で鑑賞しきった今、自信を持ってこう断言しましょう。「元祖トップで涙したファンは、騙されたと思ってトップ2も最後まで鑑賞すべきである」と。

 元祖を越えるとか越えないとか、未消化の伏線が気になるとか、そもそも作風・デザインの違いが気になるとか、色々な「肯定しきれない気持ち」をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。でも、あたしゃ仮にそういう部分があったとしても、最終的には全部許してもいいと、そう思いました。だってだって、構えに構えながら鑑賞に及んだというのに、最後には声上げて号泣ですよ?これ以上何を望むと言うのかッ!
 ぐ………………。



 だはううぇあふぬああああ、うあうあうあうあ、ぐはあああああああ!!!


 こんな、こんな、こんなことって…。確かに第5話アバンで、発見されたノノがつぶやいた「ノリコ」の名前を聞いた時に、ある種の予感は感じていたさ!!だけどさ、一方で不安もあったわけよ!上手くまとめきれるのかしらっていう「疑念」は常に頭の片隅にあったのよ!でもね、今はそんな自分を叱りとばしたい!元祖トップと今回のトップ2、二つ合わせてまさしく「炎」となったこの出来映えに、全力で「バスター土下座」をかませと!斜に構えて信じ切れていなかった自分の弱き心に、縮退炉でも取り込んだらどうだと!

~~~
(以下、ネタバレ部分は白文字に付き、読んでもいいという方のみドラッグ反転してお読み下さい)


 第4話を視聴した際に解消されたと感じていた、

それまで不自然な設定のように思えていた「トップレス」という存在が、何故「トップレス」でなければならなかったのか

 という点に、更に上を行く「理由」~つまり最後には「トップレス」を失ったラルクが、ついに「トップ」のパイロットとして立つ~が感じられた時点で、もうオレ的には名作確定ですよ。しかも、そこに華を添えるギミック~現存する最古のトップレス式バスターマシン=ディスヌフが、実は恐らく最後のトップ式バスターマシン・19号であったことや、ディスヌフも真の姿を解放するまではまさに「トップレス」=頭部の真の操縦席無しであったことなど~も、これ以上ないという燃え方で見せてくれましたし。元祖やエヴァを彷彿とさせる数々の引用は、邪魔に思う人は気にしない方向で、その方が燃えるという人は全力でフォローしつつ、とにかく怒濤の展開に身を委ねてよしかと!!

 Aパートで既に「そのこと」を示しておきながら、Bパートのいよいよ出撃という段になって、ドゥーズ・ミーユを操縦するディスヌフから一気にカメラを引いて画面一杯に映し出された「特別攻撃最終質量兵器と化した地球」には震えました。そして、その突撃を支援すべく全員出撃していたトップレス達が口々につぶやく「地球が」「地球が」…という声の悲壮感よ…。それが下敷きにあって、そして元祖の結末を知っていればこその、あのエピローグ!!確信犯的に流れるBGM!!泣いちゃうだろっ!!

~~~

 やはり第4話の時点で、私はこのように書いていました。

10年も前にトップ最終話を見た時のあの感動に勝るとも劣らない、そんなラストを期待したいものです。

 あーもーナニを優等生ぶった書き方をしているかなー、オレ。だってコレ、劣るとか勝るどころの騒ぎじゃないだろッ!トップ最終話の感動を壮絶に思い起こしつつ、それを全て内包して余りあるこの深い感動を、何と表現すべきか!!サイレンと共にラルクが手元の灯りを消し、続いて次々に消えていく地上の光を、そして天空に見えた「それ」に対して走るように描かれていく光の軌跡を、「彼女ら」の帰還に呼応して一斉に浮かび上がる光の粒を、次々に見せられて、「ああ、来る!」と思いながらもどうすることもできず、為す術もなくただただ涙しつつ、私はこう思っていました。

 「ああ…これはまぎれもなく『トップをねらえ!』だ」

 ありがとう。本当にありがとう。「ノリコ」にも「ノノ」にも救いとなる、二重の感動を描いて見せたこの結末に、私は手放しで喝采を送ります。この作品の制作に関わった、全ての方々に感謝を。秋に公開になるという映画も、どうあっても見に行かねばなりますまい。

 「トップをねらえ2!6巻」最終話~あなたの人生の物語
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
トラバありがとうございます~ ̄ω ̄ノ
なぜならばっ!(←挨拶

ああ……安心した。やっぱりてりぃさんは大号泣していたw
あのラストシーンはなんかもう、ずるいですよね。感動しないわけないだろー、あんなんされてー。
コノ(*´Д`)σ)Д`*)コノ
完結まで長かったですけど、この作品をずっと追いかけてきて本当に良かったです。
2006/08/28(月) 01:53:46 | URL | 往乃 #QHIXx.pk[ 編集]
はじめまして、てりぃさん。

自分は去年の今頃「響鬼」関連ブログで、てりぃさんのブログを知り、響鬼記事に感銘をうけて読むようになりロム専門でしたが、楽しみにいつも読んでいます。
(年齢は同世代です。)

今回、「トップをねらえ!2」の記事を読み、前作を知る自分としては嬉しくなりコメントしました。

前作を10年前に観て、現在も映像作品の中でアニメ作品というジャンルに分けても分けなくても、自分の中では最高の名作だと思ってます。

最近になって「2」の1~6巻をまとめて見終えた今は、2年前から知っていたものの、雑誌の記事を観ただけで判断してしまい何か違うと思い2年間スルーしていた自分は馬鹿でした。(^_^;)

ラストは感動で全身打ち震えましたよ。「トップをねらえ!合体劇場版」楽しみです!!

ただ、自分は北陸地方なので全国ロードショウされることを願っています。 

2006/09/02(土) 01:07:18 | URL | 彰 #-[ 編集]
はじめまして、てりぃさん
いまトップ2最終話を見終わり、まさに号涙中・・。もーなんだかなー。あんなことされたらほんとタマリマセン。自分の場合は最後の最後までこの終わり方に気づかなかったのでいきなり爆弾落とされたような衝撃。トップ1の最期、「オカエリナサイ」の光の粒の中にラルクの小さなランタンも入っていたのかと思うと・・ああだめだまた泣けてきた・・1を見ていた高校時代にタイムスリップしたような感動。ガイナックスのまさに時空を越えた仕込みに敗北・・。
2006/09/02(土) 21:22:46 | URL | NAO #-[ 編集]
なぜならばっ!<挨拶
いや、大変遅くなりまして、これでも深く反省しております(汗)。

>往乃さん

> ああ……安心した。やっぱりてりぃさんは大号泣していたw

よっ!読まれてルー!(笑)

> あのラストシーンはなんかもう、ずるいですよね。

仰る通りっすなー。でも、「ずるイー!」と叫ぶ自分と、「よくゾやってくれタ!」と叫ぶ自分の両方がいて、悪い気はしませんでしたっす。


>彰さん

はじめまして、コメントが大変遅くなりまして、申し訳ありませんでした。響鬼関連から通して読んで下さっているとのこと、誠にありがとうございます。同世代の方に読んで頂いていると思うと、今まで幼稚な自分を曝してきた気持ちがあるため、顔から火が出ちゃいます。

でも、「トップ」はやはり僕ら世代にとっても一つの「バイブル」となるのに充分なインパクトを持った作品だったのだと、頂いたコメントを読んで再認識できましたです。

1巻の当初、ついスルーしてしまったのは、やはりあのアピアランスでは「やむなきこと」だったのではないかと思っています。自分も、相当懐疑的に見ていましたよ(笑)。そこまで含めて壮大な仕込みだったのだ、と言われれば、もう返す言葉もございませんけども。

今はただ、平伏しながら「合体劇場版」を楽しみに、彰さんとともにワクテカの日々を送ろうと思います。


>NAOさん

どうもはじめまして。お返事が遅れまして、申し訳ありませんでした。私自身も、最後の瞬間まで「あの終わり」だとは予想しておらず、「七夕」というモチーフが出ては「うそっ、いや、まさかっ」と叫び、ラルクが「ノノリリが帰ってくるのだ」と宣っては「うそ、うそっ」てつぶやき、灯りの絶えた地上から望む天空に一粒の光が輝いてからはもう「~~~~~~!!!」て感じで声にならぬ雄叫びを上げておりましたよ。もうね、いいように翻弄されまくりですわ。

こんな思いをさせてもらえただけで、もう手放しでこの作品にひれ伏しちゃいます。この後、何を投げ打っても惜しくない気持ちです。
2006/09/08(金) 00:26:37 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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